クレジットカード

Kyash Card を利用する時の注意点。利用できないお店が意外とある。また、補償にも注意。

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Kyash Cardはクレジットカードの紐付けでポイントの2重取りが出来るカード。

Kyash Cardは、株式会社 Kyash が発行している、プリペイド式のVisaカードです。ポイント収集に詳しい人にはおなじみのカードかと思います。

セキュリティー設定もスマホで出来る

セキュリティー的にもスマホから限度額や不正利用の制御が出来るので、安全面にも配慮されているカードです。

なので、まだお持ちでない人は、発行しても損はないカードかとは思います。ただ、発行手数料は900円ほどかかりますので発行したなら利用しないと損です。

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Kyash Cardとはポイントの2重取りが出来る

Kyash Cardはクレジットカードに紐づけて利用するプリペイド式のVisaカードです。

Kyash Cardを使う時に手持ちのクレジットカードからKyash Cardに一度チャージが行われ、それを使用するかたちになります。

利用するクレジットカードとKyash Cardを紐付けておくことで、自動的にクレジットカードからチャージが行われる仕組みです。

また、Kyash Cardの最大の特徴はクレジットカードからのポイントが二重に獲得出来ることです。

しかも、Kyash Cardの還元率が1%もあります。

なので、普通にクレジットカード決済をするならKyash Cardを経由して購入した方がお得に買物が出来るのです。

例えば、楽天カードとKyash Cardの紐づけを行ってKyash Cardで決済を行った場合、

①楽天カードチャージで楽天スーパーポイント付与(1%)

②Kyash Cardの決済でKyash Cardポイント付与(1%)

となりポイントの2重取りが出来ます。

Visa LINE Payカードと紐付けてもポイントの2重取りは出来ない

Visa LINE Payカードは2021年4月末までポイント還元率が3%あります。なので、Visa LINE PayカードをKyash Cardに紐づけて、

 ・Visa LINE PayカードのLINEポイント付与 (3%)

・Kyash Cardポイント付与 (1%)

で合計4%貰えるかというと出来ないようです。※後述します。

Kyash Cardを利用する際の注意点

Kyash Cardの利用については注意点があります。

それは、

①補償がない

②Visa LINE Payカードでのポイント2重取りができない

③使えないお店が意外と多い

です。

補償がない

Kyash Cardは基本的にはプリペイド式のカードです。なので、決済の不正利用に対して補償がありません。

クレジットカードなら不正利用に対してクレジットカード会社が補償してくれたりしますが、そのような補償がないのです。

補償がないことについては、利用規約にもはっきりと書かれていますので注意して下さい。

出典:画像はKyash公式サイトより

なので、不正利用に対しては自分でしっかりと管理する必要があります。

不正利用されたと思ったりカードを紛失したら、すぐにスマートフォンからカードロックをかけて被害を最小限にして下さい。

また、通知設定は必ずONに設定してカードの利用状況は常に把握しておくことが大切です。

通知設定はKyashアプリの”アカウント>通知設定”から行えます。

Visa LINE Payカードでのポイント2重取りができない

Visa LINE Payカードは2021年4月30日まで、ポイント3%還元となっており、クレジットカードの中では相当に大きな還元率のカードになっています。

しかし、Visa LINE PayカードをKyash Cardに紐づけてポイントの2重取りが出来るかと言うと、そうはなっていません。

これが出来れば4%還元になりますが、実際はVisa LINE Payカードからのポイント還元はないのです。

ただ、厄介なことに紐付けは行なえますので、普通に決済をしていてポイントが還元されるかと思ったらされないということになってしまいます。

なので、Visa LINE Payカードとの紐付けはしないように注意して下さい。

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使えないお店が意外とある

Kyash Cardを利用してると意外と利用出来ないお店があることに気づきます。

知らなかったのですが、利用できないお店についても公式サイトに記載がありました。

・毎月の継続的なお支払いや、自動更新手続き(契約)が発生する加盟店

・一部の月額/継続契約の利用料金のお支払い

・ガソリンスタンドでのお支払い

・高速道路通行料金(有人ブース)でのお支払い

・航空会社の機内販売でのお支払い

・一部の航空会社、航空券予約、購入

・ホテル(ホテル内の店舗)でのお支払い

・レンタカーのご利用料金のお支払い

・各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金のお支払い

(nanacoクレジットチャージ/楽天Edy/Vプリカ などへのチャージ)

・公共料金/電話料金/衛星放送・CATV視聴料/インターネットプロバイダー利用料/新聞購読料(電子版含む)/保険料/レンタルサーバ/ウォーターサーバー/通信教育/各種月会費など

上記では利用できないのです。

毎月の支払い公共料金などは仕方がないですが、ホテルなど旅行関係では利用出来ない場合が多いので注意が必要です。

出典:画像はKyash card 公式サイトより

なので、Kyash Cardをメインカードにするのは危険です。別のクレジットカードなどを常に持っておかないと決済出来ない時に困るので注意して下さい。

最後に

Kyash Cardにはいろいろデメリットもありますが、補償がないこと意外は致命的な損失にはならないかと思います。

なので、利用できるお店では積極的に利用した方がお得です。

ただ、2021年の4月30日までは、Visa LINE Payカードが還元率3%なので、こちらを積極的に利用することをおすすめします。

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