ポイントを二重取り出来る「新Kyash Card」を作るべきかについて
今まで、Kyash Card Liteを利用している人はご存知だと思いますが、Kyash Card Liteの他に新しくKyash Cardが登場しました。
既に申し込みをされている人もおられると思います。
しかし、今から申し込みを検討さている方やKyash Card Lite からの切り替えを検討している人はご注意下さい。
・Kyash Card Liteは2020年5月1日より改悪
・新Kyash Cardは発行手数料900円が必要
・新Kyash Cardの有効期限は5年間(再び発行手数料が必要)
・Kyash Card Liteの利用上限は100万円(再び発行手数料が必要)
・月あたり12万円までしか還元がない
新Kyash Card についての注意点について解説いたします。
Kyash Cardとは
そもそも、Kyash Cardというのは何かと言いますとクレジットカードをデビットカードに紐づけて利用する、プリペイド式のVisaカードです。
Kyash Cardを使う時に手持ちのクレジットカードからKyash Cardにチャージを行ってから利用します。
最大の特徴はポイントの二重取りが出来る
Kyash Cardの最大の特徴はクレジットカードのポイントを二重に獲得出来ることです。
しかも、Kyash Cardの還元率0.5%〜1%もあります。(Kyash Cardの違いにより還元率も変わるのでご注意下さい。)
なので、普通にクレジットカード決済をするならKyash Cardを中継して購入した方が、お得に買物が出来ます。
例えば、
楽天カード→Kyash Cardチャージ→Kyash Cardで決済
そうすると、
チャージで楽天スーパーポイント付与→Kyash Cardで決済でKyash Cardポイント付与
されます。
Kyash Cardの種類
Kyash Cardには3種類あります。
・Kyash Card
・Kyash Card Lite
・Kyash Card Virtual
の3種類です。
Kyash Cardの種類による違い
Kyash Cardには3種類ありますが、どのカードも年会費は無料になります。それ以外の違いについては、下の表に記載いたします。
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
ICチップ(4桁暗証番号) | ○ | ー | ー |
Visaタッチ決済 | ○ | ー | ー |
Apple Pay/Google (PayQUICPay決済) | ○ | ○ | ○ |
国内利用 | ○ | ○ | オンライン決済のみ |
海外利用 | ○ | オンライン決済のみ | オンライン決済のみ |
1回あたりの決済上限 | 30万 | 5万円 | 3万円
(本人認証なし5千円) |
月あたりの決済上限 | 100万 | 12万 | 12万
(本人認証なし2万円) |
ポイント還元率 | 1% | 1%
(2020年5月1日より0.5%) |
0.5% |
月あたりの還元対象決済上限 | 12万 | 12万 | 12万 |
発行手数料 | 900円 | 300円 | 無料 |
本人確認書類 | 必要 | 不要 | 不要 |
Kyash Card の注意点
新しく「Kyash Card」が生まれ2020年2月25日より申し込みが開始されました。
Kyash Card Liteは2020年5月1日より改悪
それにより、今までの「Kyash Card Lite」は2020年5月1日から還元率が1%から0.5%に変更されます。
恐らく「Kyash Card」に切り替えを促すためかと想像してしまいます。
新しいKyash Cardは発行手数料が900円かかる
新しく発行されるKyash Cardは発行手数料が900円も必要です。
1%の還元率のカードで900円かかるということは、90,000円の決済をして始めてもとがとれる計算になります。
カードの有効期限は5年間
しかも、新Kyash Cardの有効期限は5年間です。5年を経過すると再びカードを発行する必要があります。そうすると発行手数料が再び900円必要になるのです。
なので、5年以内に90,000円以上の決済をしないと損になります。
Kyash Card Liteは利用上限100万円で再発行
今ままでKyash Card Liteを利用している人は新Kyash Cardに切り替えないで、そのまま使う選択肢もあります。しかし、上記に記載したように2020年5月1日より還元率が0.5%になります。
それでも、発行手数料をかけるぐらいなら、お手持ちのKyash Card Liteを使い続けるのも良いかと思います。しかし、Kyash Card Liteには利用上限があります。それが100万円です。
100万円になると再発行の手続きが必要になります。その際には再び発行手数料の300円がかかってきます。
月あたり12万円までしか還元がない
月あたりの還元対象決済上限は12万円までです。なので、大きな買い物をする時は気をつけて下さい。
Kyash Card LiteとKyash Card Virtualは、もともと月あたり12万円までしか決済できないので心配ありませんが、新しいKyash Cardは100万円まで決済できます。
なので、大きな決済をする時は、複数月で決済出来るなら複数月で決済した方がいいです。(分割払いの意味ではないです。)お得な決済方法を考えて決済して下さい。
新しいKyash Cardは作るべきか作らないべきか
それでは新しいKyash Cardは作るべきでしょうか。
すでにKyash Card Liteをお持ちの場合
すでにKyash Card Liteを持っていて利用しているなら、そのまま使い続けても良いのではないでしょうか。還元率が0.5%に減りますが発行手数料を考えると100万円分を使い切るか有効期限まで使うのが良いかと思います。
そして、更新する時に新たに300円でKyash Card Liteに継続するより、900円を払って新しいKyash Cardに切り替えてた方が良いかと思います。今すぐ、無理に発行手数料を支払ってまで切り替える必要はないかと考えます。
Kyash Card Liteを持っていない場合
こちらは5年間で90,000円以上決済する自信があるのでしたら発行しても良いかと思います。
発行したのなら常にKyash Cardで決済するくらいの考えで使うことをおすすめします。
しかし、クレジットカードや電子決済は各種キャンペーンをやっているので、必ずKyash Cardで決済するのがお得とは限りません。
なので、自分の持っているクレジットカードの特典も含めて90,000円以上決済出来る場合なら作ることをおすすめします。
キャンペーンを実施している場合
発行手数料が無料のキャンペーンを実施していたら、迷わず発行してもいいと思います。しかし、発行手数料無料のキャンペーンは人気なのですぐに終了してしまいます。
なので、気がついたらすぐに発行手続きをするべきです。2020年4月1日からのキャンペーンは2日で終了しました。(期間は1ヶ月あったのですけど)
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