つみたてNISAを6年継続中。今は“等身大の金額”で
私は2019年からつみたてNISAを始めました。最初の数年間は毎月33,333円を積み立てていましたが、2024年からは月13,000円に減額しています。
理由は、50代に入り、家計支出が上昇したためです。子どもの教育費、親の介護費用、そして日常生活費の上昇を踏まえ、無理なく続けられる金額に見直しました。
現在のつみたてNISAの積立内訳は以下の通りです:
-
eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)…月10,000円
-
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)…月3,000円
積立額は減っても、投資を止めないことが何より大事。どんなに少額でも、時間と複利を味方につければ資産形成は可能です。
2025年8月現在のつみたてNISA運用実績
2020年はコロナショック、2022年はインフレと利上げ、2024年には地政学リスク──。波乱が続いた中でも、積立投資を「淡々と」継続してきた結果、資産は着実に成長してきました。
📊 つみたてNISAの運用成績(2025年8月現在)
年度 | 買付総額 | 評価額 | 損益 |
---|---|---|---|
2019年 | 350,000円 | 475,000円 | +125,000円(+35.7%) |
2020年 | 400,000円 | 585,000円 | +185,000円(+46.2%) |
2021年 | 400,000円 | 580,000円 | +180,000円(+45.0%) |
2022年 | 400,000円 | 520,000円 | +120,000円(+30.0%) |
2023年 | 400,000円 | 510,000円 | +110,000円(+27.5%) |
2024年 | 156,000円 | 165,000円 | +9,000円(+5.8%) |
2025年(8月) | 104,000円 | 108,000円 | +4,000円(+3.8%) |
合計 | 2,210,000円 | 2,943,000円 | +733,000円(+33.2%) |
※金額は概算。ファンドの価格や為替により日々変動します。
ポイント投資もS&P500で統一|少額でも積立効果あり
つみたてNISAに加えて、楽天証券の「ポイント投資」も継続中です。
2025年現在も、楽天SPUの対象として「投資信託のポイント投資500円以上」が有効。私はこれを活用し、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を毎月500円以上、楽天ポイントでスポット購入しています。
これにより、楽天市場での買い物時にポイント還元率が+0.5倍アップ。日々の節約と投資をリンクさせられる、ちょっとした裏技です。
【失敗談】2020年のポイント運用は大損だった…
ここで少し振り返りです。2020年当時、楽天ポイント運用というサービスに興味を持ち、合計83,100ポイントをアクティブコースで運用していました。
結果は…。
-
評価額:72,999ポイント
-
損失額:-10,101ポイント(-12.1%)
「ポイントだからまあいいか」と軽く考えていたのですが、1万円分の価値を失ったことになります。まさに、ポイントも“立派なお金”だと痛感しました。
今ではポイントも“ほぼ現金”
2025年の今、楽天ポイントは以下の用途で使えます:
-
投資信託の購入
-
楽天ペイによる買い物
-
楽天モバイルの支払い
-
公共料金の一部支払い
このように、実質的に“現金同等の通貨”として使えるため、ポイントの使い道にも注意が必要です。
「貯めて使う」から「貯めて投資に回す」へ。意識を変えたことで、今ではポイントも立派な金融資産として扱うようになりました。
ドルコスト平均法の「正しい理解」が重要
つみたてNISAの積立は、ドルコスト平均法(DCA)と呼ばれる投資手法です。
メリット
-
市場が下落しても、口数を多く買える
-
平均購入単価が平準化される
-
感情に左右されない
しかし、「ドルコスト平均法は必ず儲かる方法」というのは誤解です。
注意点
ドルコスト平均法は価格変動のある資産に長期で投資したとき、上昇すれば効果を発揮する手法。
将来の株価が下がり続ければ、もちろん損失もあり得ます。
だからこそ、長期的に成長を見込めるインデックスファンド(オルカンやS&P500)を選ぶことが前提です。
長く続けるには「無理しない金額設定」がカギ
私が月33,333円の積立から13,000円に減らしたのも、生活を壊さずに投資を続けるためです。
-
支出が増えても、ゼロにはしない
-
気持ち的にも続けやすい金額に抑える
-
時間を味方につけることが最重要
この姿勢で5年以上つみたてNISAを続けてきた結果、資産額も評価益も着実に積み上がってきました。
【まとめ】少額でも、継続こそが力になる
-
つみたてNISAは、少額でも無理なく続ければ十分に成果が出る
-
オルカン+S&P500の分散投資で、バランスの良い成長を目指す
-
楽天ポイントは現金と同様に扱うべき“資産”
-
ドルコスト平均法の過信はNG、長期目線が大切
-
大事なのは金額より「続けること」
👉 低スペック会社員でも資産形成できる!株式投資が“平等な世界”である理由
にほんブログ村に参加してます。クリックして頂くと有り難いです。