経済

日経平均株価をほぼ高値で買ってしまっていた。元の水準に戻るかどうかは不明。大損失!

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2019年末に日経平均株価の指数に300万円以上を投資してしまう。

私は昨年末に2020年は26,000円は超えてくるだろうと予測して、日経平均株価の指数に300万円以上投資しました。どちらかと言うと短期目線で26,000円を超えたあたりで売ろうという目論見でした。

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しかし、これが大きな失敗です。2020年になって株価は26,000円台に行くどころか、大きく下落しています。

購入銘柄の詳細

購入したのは、

・銘柄:日経225連動型上場投資信託(1321)

・購入数:130株

・購入金額:3,175,900円

平均取得価額:24,437.79円

・購入手数料:1,013円

・証券会社:楽天証券

です。

2020年5月1日の損失額

現在の価格は、

・現在値:20,430.0円

・時価評価額:2,655,900円

評価損益:-521,012円

になってしまいました。

ほぼ、高値での購入

日経平均株価においては24,000円台というのは歴史的にも高値圏になります。株価指数なので日経平均株価の値が、そのまま反映されている分けでは高値で購入してしまったのは間違いないです。

日経平均株価は新型コロナウイルスの影響で大きく値を下げている。

日経平均株は2020年1月20日に終値で24,083.51円となっており2019年の高値を更新しました。ここ数年では2018年10月2日の終値で24,270.62円の値段を付けたのか最高値です。

それから新型コロナウイルスによる経済的な停滞で2020年5月1日の終値で19,619.35円となっており20,000円を下回っています。

日経平均株価の史上最高値は

日経平均株価の史上最高値は1989年12月29日の終値で38,915.87円になります。取引中だと38,957.44円になります。それから30年以上経ちますが、未だに日経平均株価の最高値を更新することはありません。

日経平均株価は史上2番目の水準も超えていない

日経平均株価は史上最高値を未だに超えていないと言いましたが、実は史上2番目ですら超えていないのです。

日経平均株価は史上最高値を付けた後、大きく下げましたが、その約2年後の1991年11月12日の終値で24667.73円を付けています。取引中も含めると1991年11月13日に24,814.35円の高値を付けているのです。

なので、アベノミクスで株価が上がったと言っても史上2番めの水準すら超えることが出来なかったのです。

少し追記ですが、日経平均は銘柄変更が何度も繰り返されています。なので、純粋に比べられませんが指数的には超えることが出来ていません。

長期投資が報われるかは誰も分からない。

30年前の日経平均株価である高値を超えることが出来ていないということは、その時に日経平均株価の指数に投資した人は、未だに買値を超えることが出来ていないということになります。

30年という月日は十分に長期といっていいでしょう。新卒で会社に入社したら、もうすぐ定年を迎える年数です。

厳密には配当収入もあるので完全な損失ではないですが、パフォーマンスとしてはあまり良くはありません。

長期投資が報われると言うのはウォーレン・バフェット氏の影響が大きい

長期投資が報われるかのように言われているのはウォーレン・バフェット氏の影響は大きいです。ウォーレン・バフェット氏の投資手法は長期投資です。しかも、バリュー投資と言われる投資手法です。

割安の株を見つけ出し将来値上がりすると見込んで株を購入して長期保有する戦略です。この手法で世界一成功した投資家と言えます。

しかし、凡人はウォーレン・バフェット氏のような将来に値上がりする割安株を見つけることは出来ません。また、ウォーレン・バフェット氏は分散投資と言うより厳選した銘柄のみ投資する手法です。これは素人にはリスクが高いと言えます。

ウォーレン・バフェット氏がインデックスファンドを勧めた

ウォーレン・バフェット氏は、2014年のバフェットからの手紙で、S&P500のインデックスファンドに投資することを勧めています。これは大きく話題となり米国株のインデックスファンドに注目が集まりまりました。

S&P500は30年間も高値を更新出来なかったことはない

確かにS&P500に関しては日本のように過去30年以上もの間、過去の高値を更新出来なかったことはありません。多少の乱高下はあったにせよ長期的には右肩上がりに成長してきました。

S&P500も10年間ぐらいは低迷することがある

しかし、S&P500も大きく上げだしたのは2010年の後半からです。1999年の後半から2010年の後半までの約11年間はそれほど成長していません。

10年というのは投資において長期とは言えませんが、投資している側からすると、その後に上がる補償がないまま耐えないといけないのです。これはなかなか出来ることではありません。

結果から見たら上がったと分かるのですが、その時はさらに10年低迷することも考えられるのですから。ましてや日本は30年以上もかかっても過去の最高値を更新出来ていないのです。

結局、凡人は配当再投資しかない

結局、私のような凡人は短期的な予想も当たらないし、長期投資で報われる補償もありません。

しかし、高値圏で購入しても配当再投資を繰り返して長期で投資すれば、投資時期の分散にもなります。また、反発した時に利益を享受できます。結局はこの戦略しかないのです。

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米国株も日本と同じようにならないとは限らない

ウォーレン・バフェット氏がS&P500の投資を勧めたからと言っても、日本と同じように長期的に低迷することはありえます。どの指数のインデックスファンドに投資しても何十年規模で保有する力が必要なのです。

 

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