余計な知識はいらない、シンプルが最強
インデックス投資について、あれこれ語る人がいます。リスク管理だの、ポートフォリオの最適化だの、為替ヘッジの有無だの……。でも正直に言えば、そんなものは「余計な情報」です。
インデックス投資の本質は、極めてシンプルです。
一度購入したら、あとは持ち続けるだけ。そして、可能なら定期的に追加購入する。それだけです。
S&P500や全世界株式(オールカントリー)といった、広く分散されたインデックスファンドを買い、そのままにしておく。価格が上がっても、下がっても、売らずにひたすら保有し続ける。これが、インデックス投資の基本であり、すべてです。
相場に反応する必要はない
もちろん、市場は上下します。ときには20%以上の暴落もあるでしょう。しかし、その都度反応して売買していたら、それはもうインデックス投資ではありません。それは「タイミングを図る投機」であって、長期投資の恩恵を受けることは難しくなります。
だからこそ、インデックス投資に必要なのは「知識」よりも「態度」です。知識は最小限でよく、むしろ余計な情報はノイズになります。大切なのは、市場のノイズに動揺せず、「買って放置する」という鉄のメンタルを持つこと。
タイミングは誰にも読めない
時々、「今は株高だから買い時ではない」「暴落が来るから一度売ったほうがいい」といった話も聞きます。しかし、未来は誰にも読めません。プロですら予測を外す世界で、個人が最適なタイミングを見極めるなど不可能です。だからこそ、「いつでも買って、ずっと持ち続ける」という戦略が、結果としてもっとも効率的で再現性があるのです。
まとめ
インデックス投資はこうです。
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分散されたインデックスファンドを購入する
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定期的に追加投資する(できる範囲で)
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相場の上げ下げに関係なく、持ち続ける
それ以上でもそれ以下でもありません。
つまらない? かもしれません。でも、資産形成において「退屈さ」はむしろ美徳です。刺激的な運用ほど、長期的にはうまくいかないものです。
派手さのない、ただただ「買って放置する」という戦略こそ、堅実に資産を増やす最良の道。これがインデックス投資のすべてです。
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