投資

アメリカの株価が堅調に推移しているが、今後の日本株には期待できない理由。

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ダウ平均が34,000ドルを突破しました。

2021年4月15日のダウ平均株価が、前日比305.10ドル高(+0.9%)となり34,035.99ドルとなりました。

これはダウ平均ですが、S&P500種は前日比1.1%高の4170.42となっております。

アメリカの株価は堅調に推移しています。

アメリカは数々の経済危機を乗り越えて来ただけあり、コロナ禍でも経済政策が上手く機能しています。

【ニューヨーク共同】15日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比305.10ドル高の3万4035.99ドルと過去最高値を更新して取引を終えた。米景気回復の加速を期待した買いが優勢となり、初めて3万4000ドルを突破した。

米国の3月の小売売上高が大幅に増えたほか、今月10日までの週の新規失業保険申請件数が約1年1カ月ぶりの低水準となったことが好感された。主要企業が相次いで好決算を発表していることも、投資家心理の改善につながった。

ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、180.92ポイント高の1万4038.76。

出典:共同通信

日経平均株価は伸び悩みしている。

一方、本日の日経平均株価は小幅な続伸となり、前日比40円68銭(0.14%)高の29,683.37円で終えています。

3万円台を超えたら下がりだすので、3万円を大きく超えることが出来なくなりました。

私は今年の初めに、今年の日経平均株はは35,000円を超えることを予測してました。その一方でダウ平均株価は40,000ドル手前まで上昇するとも考えていました。

2021年の新しい年を迎えました。今年の株価は大きく荒れると予想。今年の株価推移の予測をしてみました。2021年を無事迎えましたので、今年の投資戦略を考えた。 2021年という新しい年を迎えることが出来ました。昨年はコロナの感染拡大が大...

なので、本来であれば日経平均株価も31,000円を超えていてもおかしくありません。

しかし、私の予想は大きく外れました。恐らく、この後も日本株は伸び悩むと思います。

大きな原因は日本銀行の政策変更です。

影響が大きかった政策変更は、

・ETFの購入の原則で年6兆円としていた購入の目安は削除

・ETFの買い入れ対象を東証株価指数(TOPIX)連動型のみ

・ETFの買い入れ対象の日経平均株価連動型は外す。

・不動産投資信託(REIT)の購入の原則年900億円の目安は削除

になります。

日本銀行のETF買いを6兆円に削減するニュース。そろそろ日本株の上昇が終わると予想。日本銀行がETFの買い入れ額を6兆円に削減するニュースを確認。 日本銀行はひたすらETF買いを行っています。しかも、昨年の3月にはコロ...

私の予測は金融政策ありきで考えていましたので、日本銀行の政策変更は予想に反しました。

今年は久しぶりに日本株に期待をしました。それは経済政策を思い切って実施する方向性だったからです。

しかし、やっぱり日本はアメリカ見たいに行かないことを実感しました。

やっと、まともな経済政策を実施すると思ったら、結局ビビったのです。

日本の経済政策が弱いところは、ここだと思っています。

今年の日本株には期待できなくなってしまった。

残念ながら経済政策を再び見直さないと、日本株が大きく続伸することは難しいと思います。

アメリカは少々のバブルを気にしないところがあります。

経済が冷え込む影響を考えたら多少のバブルを受け入れるのは仕方がないと個人的にも思います。

しかし、日本は過去のバブル崩壊のトラウマなのか、過度に警戒する雰囲気があります。

なので、経済政策も中途半端になってしまうのです。

この後、増税の議論などが出てきたら株価的には残念な結果になって行くと思います。

最後に

ただ、アメリカ株が堅調だからといって、この先どうなるかは誰も分かりません。なので、過度にアメリカ株に集中投資するのも危険だと思っています。

アメリカ株に投資をしても良いですが、慎重に判断することは必要です。

すこしバブル気味だとも思いますので、今から投資する人は長期的に考えて投資をするべきだと思います。

基本的には分散投資を意識して投資することです。

なので、日本株には期待出来ませんが、日本株にも分散して投資することをおススメします。

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