2025年現在、日本銀行は依然として大規模な金融緩和政策を継続しています。新型コロナウイルスのパンデミックから時間は経ちましたが、景気の本格的な回復には時間を要しています。そのような中、私たち個人に求められるのは、生活防衛と賢い節約です。
日銀が成長率を下方修正、引き続き金融緩和を継続
2021年1月、日銀は実質GDPの成長率をマイナス5.5%からマイナス5.6%へと下方修正しました。これは、新型コロナウイルスによる経済への影響を反映したものです。金融政策決定会合では、長短金利操作を柱とする大規模な金融緩和の継続が決定されました。
このような政策は当然といえば当然ですが、注目すべきは “金融緩和が続く” という事実です。今後もしばらくは、低金利政策が維持される見通しです。
景気回復には時間がかかる、生活防衛が最重要
麻生元財務大臣が2020年に定額給付金の再支給を否定したこともあり、多くの家庭では節約モードが続いています。実体経済はコロナ禍の影響で依然としてダメージを受けており、今後も給与やボーナスの増加はあまり期待できません。
このような時代には、家庭での生活防衛が極めて重要です。無駄な支出を抑え、固定費の見直しを行い、変動費はストレスのない範囲でコントロールすることが求められます。
無理なく続けられる節約術7選
ここでは、私自身が実践している、無理なく継続できる節約方法をご紹介します。
1. 自動販売機を利用しない(水筒を持参)
ジュースやペットボトルの水は1本120円以上。水筒を活用すれば、年間数万円の節約になります。職場に給湯設備があれば、空の水筒でもOKです。
2. コンビニはなるべく利用しない
コンビニ商品は基本的に割高。最近ではステルス値上げも進んでおり、コスパは悪化しています。おにぎりや弁当を持参するだけで、食費を大きく削減できます。
3. 格安SIMを利用する(例:Y!mobile)
通信費は見直しの余地が大きい固定費の一つ。Y!mobileや他の格安SIMに切り替えるだけで、月数千円の節約に。Yahooショッピングとの連携でPayPayボーナスもお得に。
4. ネット通販を賢く活用
家電や日用品はネット通販での購入が安価。価格比較とポイント還元を意識するだけで、年間数万円の節約が可能です。
5. キャッシュレス決済を活用
クレジットカードやQR決済を利用すれば、ポイント還元が受けられます。現金主義の人でも、少額決済からキャッシュレスを試してみる価値あり。
6. 空腹時の買い物は避ける
空腹時に買い物に行くと、つい余計なものを買ってしまいがち。食後に買い物を済ませるようにすると、無駄な出費が抑えられます。
7. 飲み会や外食の頻度を見直す
コロナ禍以降、飲み会の頻度は減ったかもしれませんが、改めて支出の見直しを。外食の頻度を減らし、自炊中心にすることで健康にも家計にもプラスになります。
まとめ:生活防衛は「固定費の見直し」と「無理しない節約」から
節約はケチケチするのではなく、賢くお金を使うこと。特に、変動費よりも固定費の見直しに注力すると、ストレスなく継続しやすいです。
今回紹介した節約術7選は、日々の生活に簡単に取り入れられるものばかり。無理なく続けられる節約を習慣化し、将来の家計不安に備えていきましょう。
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