かつて私は楽天市場のヘビーユーザーでした。
楽天スーパーポイントの還元率は高く、楽天カードや楽天サービスとの連携によってザクザク貯まる。まさに「楽天経済圏」が生活の中心でした。
ですが、今ではすっかり利用頻度が減り、メインはYahoo!ショッピング+PayPay経済圏に移行しています。
なぜそうなったのか?
そして、楽天からの乗り換えでどのような違いがあったのか?
2025年の視点で、体験談とともに徹底的に解説します。
過去の私:楽天市場で60万ポイント超を獲得
ネットショッピングといえば楽天市場。
特に2015年〜2020年頃までは、楽天カードを使い、楽天スーパーセールやお買い物マラソンを活用して買い物をしていました。
その結果、トータルで618,610ポイントもの楽天スーパーポイントを獲得。
食品、日用品、書籍、家電、旅行まで、ほとんどを楽天で完結させていたと思います。
ポイントは現金同様に使え、流動性も高く「これぞ最強」と感じていました。
魅力を失った楽天スーパーポイント。その理由は「改悪の連続」
かつては「楽天ポイント=最強」だった時代。
しかし、徐々に陰りが見えはじめたのはSPU(スーパーポイントアッププログラム)の“改悪”連続でした。
SPU改悪の主な内容(2021〜2025年)
変更内容 | 結果 |
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楽天ゴールドカードSPU廃止(2021年) | +2倍→対象外に |
楽天ビューティSPU終了(2024年) | 対象外に |
楽天モバイルの条件変更 | 1GB以上利用必須など厳格化 |
各種サービスのポイント倍率引き下げ | 実質的な改悪 |
私自身、SPUを意識して楽天のサービスを使っていたものの、2025年現在では7倍程度が限界です。
しかも、これだけ楽天グループを使ってやっとこの数字。最大16倍は「理論上可能」でも「現実的ではない」と実感しました。
高還元カードの登場で「楽天カード一択」の時代は終焉
かつては楽天カード(1%還元)が「万能カード」とされていましたが、今は選択肢が大きく広がりました。
過去の話:VISA LINE Payカードの3%還元
2021年にはVISA LINE Payカードが期間限定で3%還元を実施しており、当時の私は楽天カードから一時的に乗り換えた経験もあります。
※このキャンペーンは現在終了済みで、還元率も2025年時点では1%程度です。
🔍 2025年現在の注目カード
カード名 | 特徴 |
---|---|
三井住友カード(NL)+SBI証券連携 | 投信積立で最大5%還元(対象銘柄あり) |
マネックスカード | 投信積立1.1%還元、使いやすい |
PayPayカード | Yahoo!ショッピングで高還元特化 |
楽天カード | 使いやすさは健在。ただしポイント効率はやや低下傾向 |
今は用途や目的に応じて「使い分け」する時代です。
「とにかく楽天カード1枚だけ使えばOK」というシンプルな時代は終わりました。
乗り換え先は「Yahooショッピング+PayPay経済圏」
私が今、日常的に使っているのはYahoo!ショッピングとLOHACOです。
理由はシンプル。楽天よりも還元率が高く、条件がゆるいからです。
私のYahoo!ショッピング利用条件(2025年)
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Y!mobileユーザー
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PayPayステップ(月15日利用)達成
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Yahoo!プレミアム会員(旧Enjoyパック)
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PayPayカード保有
これだけで、常時10〜15%以上の還元が受けられています。
さらに「5のつく日」などを絡めると、20%超の還元になる日もあります。
楽天 vs Yahoo:2025年の還元率と使いやすさの比較
比較項目 | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング |
---|---|---|
還元率 | SPU次第(7〜10倍) | 条件ゆるく15倍も可能 |
ポイントの使いやすさ | 楽天ポイント | PayPayポイント(街ナカOK) |
条件のわかりやすさ | やや複雑(SPUが多段階) | シンプル(利用サービス少) |
配送スピード | 比較的早い | 店舗によってばらつきあり |
サイトの使いやすさ | 長年使って慣れている | 最初はクセがあるが慣れる |
楽天市場は「SPUによって還元率が大きく変動する」のが特徴。
一方、Yahoo!ショッピングは「条件を満たすハードルが低く、シンプルな高還元」が魅力です。
楽天市場も悪くない。でも“生活に合わなくなった”
もちろん楽天市場にも良さはあります。
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楽天証券でポイント投資している人
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楽天トラベルで定期的に旅行予約をする人
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楽天モバイルの利用でSPU上乗せがある人
こうした方にとっては、今も楽天は有力な選択肢でしょう。
しかし、私のように「楽天モバイルは使っていない」「楽天トラベルは年に一度以下」という生活スタイルでは、SPUの恩恵が薄くなってしまいます。
結論:楽天から“卒業”してもいい時期が来た
楽天市場は今でも巨大なショッピングモールです。
でも、「サービスを多数契約しないと還元されない構造」に疲れた方も多いのではないでしょうか?
私の結論はシンプルです。
👉「SPUで必死に倍率を上げるより、最初から還元率が高いYahooを使う方が合理的」
経済圏は流動的です。いまは楽天よりも、PayPay経済圏の方が私には合っています。
まとめ|楽天ポイントを卒業したリアル体験から学んだこと
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楽天市場では618,000ポイントを獲得してきた
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しかしSPU改悪と他社サービスの追い上げにより、魅力が相対的に低下
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現在はYahoo!ショッピングを中心に、PayPayポイントを効率よく貯めている
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経済圏は「変化に合わせて使い分ける」ことが大切
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