節約

30代、40代の貯蓄額、50万円以下が半数以上!お金を貯めるコツを教えます。典型的ですが先取り貯金が一番効果的です。

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30代・40代の貯蓄の現状。

2019年3月6日にSMBCコンシューマーファイナンス株式会社が「30代・40代の金銭感覚2019」として

Q.現在貯蓄できているお金はいくらあるか?(数値入力回答:_)の結果を発表しました。

そこで、

 ・0万円(貯蓄ができていない)が23.1%

 ・1万円~50万円以下が24.6%

となり1000万円以下までの合計が60.5%となり少し話題となりました。

※2019年1月7日~9日の3日間、全国の30歳~49歳の男女を対象にインターネットリサーチで実施。1,000名の有効サンプルの集計結果を公開。

この集計結果がどれだけ実態を表しているか分からないですが、なかなか貯蓄が出来ていない現状が分かります。

貯蓄のコツは先取り貯金です。古典的ですが一番効果的。

貯蓄ができるかできないかは性格もあると思いますが、普通に働いている人であれば少しのコツで貯蓄額を増やしていくことは可能です。

貯蓄の基本

貯蓄をする場合の一番の基本は、

 ・収入>支出

にすることです。

誰にでもわかる簡単なことですが、貯蓄が出来ていない人にとっては難しいことのようです。

よく言われる先取り貯金が効果的

まず、すぐに実践できる簡単な方法としては収入を得たらまず貯蓄にまわすことです。

 ①収入ー貯蓄=消費

にすることです。これが逆で

 ②収入ー消費=貯蓄

を続けるとなかなか貯蓄できません。

①の方法で先に貯蓄にまわしても、すぐに引き出せる状態に置いておいたら、ある程度、貯まるとすぐに使ってしまいます。

ですので定期預金など換金に手間のかかるかたちで貯蓄する方が賢明です。

そして、すべての収入に対して割合を決めて強制的に貯蓄にまわすクセをつけることが大切です。

たとえば、臨時収入が入ったのでこれは使おうとか、今月は残業をがんばったから自分のごほうびに残業代は使おうとかではなく、あらゆる収入に対して一定割合の金額を強制的に貯蓄にまわすようにしたほうがいいです。

それで少しでも早く②の生活習慣から脱却することをおすすめします。

家計収支の管理を徹底する。

次に自分の収支はしっかりと把握することが大切です。

どんぶり勘定でなく支出は把握しておく

缶ジュース1本まで把握する必要はありませんが、だいたい今月は何にいくら使ったかはきっちり把握しましょう。

どんぶり勘定はダメです。

電子決済を有効に利用して手間をはぶく

家計簿をつけたりするのが面倒な人は、日常の決済を全て電子決済に変えてしまうことです。

カードだとカードの支払い明細が出ますし、電子決済でも明細が確認できます。それをなるべくリアルタイムに見れるようにスマホで確認できるようにしておくことです。

そうすることで支出に対して何に消費したかを振り返ることが出来ます。

その収支が分かれば今度は見直しです。

固定費は徹底的に見直す。

一番簡単な節約方法は固定費の見直しです。

固定費の見直しはシビアに判断する

毎月定期的に支払っているお金がいったい全部でいくらあるのかを明確にして下さい。 ※年単位での更新契約の場合は月で割って月の固定費として計算して下さい。

たとえば、

 ・家賃(住宅ローン)

 ・保険(生命保険、自動車保険など)

 ・情報通信費(NHK受信料、携帯代、新聞購読料など)

 ・教育費(習い事など)

 ・交通費(自動車ローン、自動車税、駐車場代など)

と分けて毎月固定的に支払続けないといけない支出は何かを書きだして見ることです。

今の生活で貯蓄が出来てなく生活が苦しい場合はここを大きく見直すことが重要です。

普段の支出(変動費)は柔軟に考えてもよい

スーパーでのセールやクーポンの割引などで節約してもたかがしれています。そんな小さな努力をするより固定費を見直す方が数倍効果的です。

私は正直、普段の生活費(変動費)が少々高くなっても便利であればそちらの方が良いと考えています。

たとえば近くのスーパーより遠くのスーパーの方が少々安くても、近くのスーパーで購入します。その方が労力的にメリットがあると思うからです。

その部分を細かく節約するより、まずは固定費を厳しい目で見ることが大切です。

特に住宅費や車などは贅沢になっていないか再考して下さい。ワンランク下げても生活的に困らないのであれば迷わず下げるべきです。

最後に

固定費の見直しが終わってから普段の生活費の見直しをした方が良いです。

普段の生活費は変動費ととらえて少々柔軟に考えてもいいと思います。

少し今月は贅沢をしたので、来月は節約しようという具合に柔軟に考えても全然大丈夫と考えてます。

変動費の消費が過剰にならなければ貯蓄にそれほど影響しません。むしろ生活を楽しむためには少々の遊びも必要です。

あまり節約に縛られたらお金に支配された生活になってしまいます。それでは長く続きません。楽しみながら貯蓄する感覚の方が長く続きます。

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