※この記事は2021年2月12日時点で、私が純金融資産3,000万円(=アッパーマス層)に到達した際の記録です。
2025年現在、私は資産7,300万円に達し、準富裕層のステージに進んでいます。
しかし、この「3,000万円を超えた瞬間」は今でも特別な日として心に残っています。当時の心境と資産構成を、振り返りを兼ねて記録として残しています。
2021年2月12日、ついに資産が3,000万円を超えました
2021年2月12日現在の総資産額は31,128,342円となりました。
前月(1月11日)から見ると、約150万円ほどの増加です。主な要因は株高による含み益の増加です。
私にとって、これは人生初の「純金融資産3,000万円超え」であり、いわゆるアッパーマス層への到達を意味します。
アッパーマス層とは?
野村総合研究所の定義によると、日本の世帯は純金融資産に基づき以下のように分類されます:
階層 | 純金融資産額 |
---|---|
マス層 | ~3,000万円未満 |
アッパーマス層 | 3,000万円~5,000万円 |
準富裕層 | 5,000万円~1億円 |
富裕層 | 1億円以上 |
「アッパーマス層」は決して富裕層ではありませんが、金融資産階層で見ると日本の上位約25%に該当します。
私のような“底辺サラリーマン”にとっては、大きな一歩でした。
2021年当時の資産内訳
当時の資産ポートフォリオは以下の通りでした。

投資信託1 | 投資信託2 | 株 | 現金 | iDeco | 定期預金 | 合計 |
¥8,742,399 | ¥3,619,137 | ¥15,757,300 | ¥2,049,858 | ¥659,648 | ¥300,000 | ¥31,128,342 |
現金と定期預金を合わせた現金比率は約7.5%程度。当時の相場が好調だったこともあり、かなりリスクを取っていた構成でした。
「13年かけてたどり着いた3,000万円」という実感
私は30代半ばで貯金がゼロに近い状態からスタートし、投資信託や株式を中心にコツコツと積み上げてきました。
ここまでに約13年かかりました。
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高収入ではない
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持ち家もない
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教育費や生活費の負担もある
そんな中でも、月々の積立と無理のない節約を心がけることで、ここまで来ることができました。
株価次第で崩れる不安定さもある
ただし、この「アッパーマス層到達」は株高の恩恵による一時的なものであるとも自覚しています。
例えば、30%の暴落が来れば、資産は一気に900万円減少し、マス層へ逆戻りすることもあり得ます。
「瞬間最大風速」にすぎない可能性もある──。そんな不安もありました。
アッパーマス層の現実:「4人に1人」は本当?
当時、アッパーマス層は日本全体で22%ほど(2019年NRI調査)と言われていましたが、2021年の株高で25%ほどに拡大したとも見られていました。
つまり「4人に1人」がこの層に属しているともいえますが、それでも私のような平均以下のサラリーマンにとっては大きなハードルでした。
正直、嬉しかった
記事タイトルにも書きましたが、純粋に嬉しかったです。
数字としてはキリの良い3,000万円というラインを超え、資産形成の第一段階を終えたような感覚がありました。
そして、この記事を書いた日の夜には、ささやかなお祝いとしてコンビニのスイーツとちょっと良い晩酌を楽しみました(笑)
【2025年追記】現在の総資産は7,300万円。準富裕層に進みました
それから4年が経過し、2025年現在──
私は資産7,300万円に到達しました。
ついに「準富裕層(5,000万円~1億円)」のステージに入りました。
その間、大きなトレードやレバレッジを使ったわけではありません。
淡々と、以下のようなことを続けてきただけです:
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インデックスファンドへの積立(NISA、特定口座、iDeCo)
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無理のない生活費でのやりくり
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余剰資金のタイミング投資(高配当株やETFも少し)
最終目標は「純金融資産 7,200万円以上」
私の老後の生活設計では、「年金+毎月20万円」を補う必要があると試算しています。
仮に老後30年として必要な金額は7,200万円。
これが私の目標金額です。
2025年現在、その目標にほぼ到達しつつあります。
ただ、相場次第で資産が変動するため、確実な“逃げ切り”状態になるにはもう少し慎重さが必要だと感じています。
まとめ|「資産の節目」は記録する価値がある
この記事は、私にとって投資生活のマイルストーンでした。
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貯金ゼロから始めて
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投資で3,000万円を築き
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準富裕層に進み
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そして老後の安心に近づきつつある
こうした記録は、自分のためにも、これから資産形成を始める人にとっても価値のあるものだと考えています。
もし今この記事を読んでいる方が、「3,000万円なんて無理だ」と感じていたら──
大丈夫です。地味な努力を積み重ねれば、普通のサラリーマンでも可能です。
次の目標に向かって、これからも記録を続けていきます。
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