雑記

人付き合いが大切なんてうそ。飲み会に未来はないと気づいた50代の夜

もう勘弁してほしい。飲み会で15,000円の出費

先日、出張の夜に職場の飲み会がありました。
正直、参加したくはありませんでしたが出張先なので、「顔を出しておいたほうがいいですよね」という空気に逆らえず、結局参加。

会場はそこそこ良い店。
若手社員は2,000円、課長や部長は1万円前後。

そして私は、役職なし・お酒も飲まない・平社員の50代
それでも「年長者」という理由だけで、15,000円の支払いでした。

…これって誰のためのイベントなんでしょうか?

昔は「人付き合いが大切」と信じていた

20代、30代のころの私は「人付き合いこそ仕事の基本」だと本気で思っていました。

  • 飲み会は信頼関係を築く場

  • 雑談の中に仕事のヒントがある

  • 飲みにケーションが将来の出世に繋がる

そんな期待を抱きながら、できるだけ飲み会には参加してきました。
上司の話に相づちを打ち、後輩の悩みに耳を傾け、時には財布のひもも緩めていました。

しかし、その努力が報われることはありませんでした。

気づけば出世コースからは外れ、50代になった今も私は肩書きなしの平社員です。

出世しなかった人間にとって、人付き合いは“投資に見合わない”

もちろん、人付き合いが功を奏し、昇進や異動に繋がった人もいます。
それは素晴らしいことですし、努力が実った例だと思います。

でも、私の場合は違いました。

  • お酒は飲まない

  • 話題に乗れない

  • 役職もなく、求められる役割もない

そうなると、飲み会は「参加しても得られるものがないイベント」になっていくのです。

にもかかわらず、年齢が上だからという理由で、支払いだけは重い
これはもう、割に合わない“搾取イベント”とすら感じます。

今の飲み会は、「役職者」か「酒が飲める人」だけが得をする

飲み会の場では、お酒が好きな人たちが盛り上がります。
役職がある人たちは、部下に慕われ、話題の中心になります。

私は、そのどちらでもありません。

  • 乾杯のビールすら飲まず、ウーロン茶を片手に端席で苦笑い

  • 話の輪に入れず、時間だけが過ぎていく

  • 帰宅後、財布から消えた15,000円だけが現実

そして、これが月末のカード請求をさらに重くするのです

「今さら人付き合いをしても意味がない」と感じる理由

45歳を過ぎたあたりから、「この人たちと仲良くなっても仕事上の結果には繋がらない」と感じるようになりました。

役職者は、私のような無役の50代を“いてもいなくても変わらない存在”として見ています。
若手から見ても、私は“何もしてくれないおじさん”です。

つまり、人付き合いをしても、もう得られるものがない

これは卑屈でも諦めでもなく、現実的な“コストとリターン”の問題です。

本音は「断りたい」。でも断れない現実がある

「そんなに嫌なら断ればいいじゃないか」
そう思われるかもしれません。

でも、以下のようなケースは断りづらいのが実情です。

  • 出張先での歓迎懇親会

  • 上司がセッティングした食事会

  • 組織ぐるみの歓送迎会や忘年会

“角が立たないように断る”というスキルは、意外と難しいのです。

そして結局、参加してしまい、また後悔する──その繰り返し。

自分の“リソース配分”を見直す時期にきている

私は今、限られたお金と時間と気力をどこに使うかを真剣に考えるようになりました。

  • 子どもの学費

  • 親の介護費用

  • 将来の生活資金

  • そして、わずかでも趣味や楽しみに使う余力

そんな中で、「意味のない飲み会に15,000円」は明らかに割に合わない出費です。

かつては「人付き合いは投資だ」と信じていましたが、
今は「投資の回収が見込めないなら、切り離すべき」と考えています。

飲み会に意味を感じない自分を責めなくていい

社会人として「付き合いも仕事のうち」という言葉を何度も聞いてきました。
でも、それが本当に自分にとって必要かは、冷静に見極めるべき時期に来ていると思います。

たしかに、人付き合いで成果が出た人は存在します。
でも、私のように、付き合っても結果が出なかった人間もまた存在する

だったら、もうこれ以上、自分をすり減らす必要はない。

この結論に至るまで時間はかかりましたが、
いまは胸を張ってそう言えるようになりました。

まとめ:自分にとって“本当に必要な関係”を見極める

飲み会で15,000円を払い、何も得られずに帰ってくる。
それが何度も続くと、やはり「このままでいいのか」と考えてしまいます。

人付き合いが悪いとは言いません。
でも、それが“人生にとって有効な投資かどうか”は、自分で見極めるべき時期です。

私にとって、これからの人付き合いは「義務」ではなく「選択」にしていきたい。
そんな思いで、この記事を書きました。

同じように悩んでいる方がいたら、どうかご自分の心を守ってあげてください。

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