米国株に対する人気が上昇している。日本人の米国株投資が一般的になってきた。
2021年1月9日のITmediaの記事で「楽天証券、米国株取引件数30倍、取引人数は15倍に」という記事を見ました。
楽天証券の楠雄治社長は1月9日に行った同社主催の講演会で、楽天証券の2020年のハイライトについて話した。
米国株の取引が大きく伸びた。20年1月と12月の比較では、取引件数は30倍に、取引人数は15倍に増加した。6月時点では、取引件数が前年同期比で17倍に増加したとしており、米国株の人気が継続していることが分かる。
「米国株取引が伸びた1年だった。(米ハイテク企業の)GAFAが強い。またズームやテスラの売買が非常に活況だ」(楠社長)
ITmediaの記事より
2020年1月と12月の比較
上記、記事で注目したのが2020年1月と12月の比較で急増していることです。コロナ禍で自宅に居る時間が増えたことで投資に興味を持ち始めた人も増えたのかも知れません。
ただ、取引人数が15倍に増加したのは驚きました。
2020年の株式市場はコロナの影響で一時、大きく下落しましたが、その後は急激に回復ししています。
主な要因は世界的な金融緩和です。
アメリカでもコロナ禍で米連邦準備制度理事会(FRB)が素早く対応をしました。ゼロ金利に動いたり、債権買い入れを再開したりと経済対策を実施しています。
それもあり、2020年の後半にかけて、大きく株価が上昇しました。
なので、昨年に米国株を始められた人は含み益を得られてる人が多いのではないでしょうか。
2021年以降も長期保有する人が、どれくらいいるのかが問題。
私は、今年の株価予想を強気にしております。参考にリンクを貼ってますので、ご参考下さい。※予測なので当てにしないでください。
そこでは基本的に2021年は株価が大きく上昇すると予測をしています。
ビークでは、日経平均で35,000円をつけると考えています。
主な理由としているのが、アメリカ株のバブル的な人気により日経平均も牽引されるかたちで上昇するとしています。
バブルの後半は個人投資家の参加が起こると考える
バブルは過剰なレバレッジによる投資が起こり、価格が通常では維持できない状態になった時と考えています。
バブルの定義はいろいろとあります。ですが、私は上記のように考えています。
主に金融機関による過剰なレバレッジの取引が発端になることが多いと思います。
その過熱した市場に便乗して、個人が多く参加しだした時にバブルの後半期を迎えると予測しています。
株価が大きく下がった時に生き残っているかが問題
しかし、バブルと言うのは事後的にバブルということが分かるのであった、事前に判断することが難しいです。
なので、今がバブルかも知れませんし、今後も上がり続けるかも知れません。
ただ、2021年以降も米国株市場でも苦しい局面を何度も迎えると思います。その中で継続して市場に残り続けることが大切だと思います。
バブルが起きているのかも知れないと考え出した理由。
冒頭に紹介した記事で、「取引人数が15倍に増加した。」というのを見て個人的には少し警戒を覚えました。
先ほども書きましたが、私的には、
・個人が多く参加しだした時にバブルの後半期を迎える
と考えています。
少し、米国株も過熱感を帯びているのかも知れません。
なので、今年の初めに予測したバブルが2021年に起こる。との予測が現実味を帯びてきました。
個人的には少し警戒しようと考えています。
ただ、個人的に警戒すると言っても、やれることは何もありません。基本的にリスクを見直すことぐらいです。
最後に
バブルは起こると市場は賑わいますが、崩壊が起こった後の経済状況が悲惨なことになります。
なので、バブル人気に便乗するのはお勧めできません。
長期投資家にとってはバブル崩壊の局面を何度か付き合わないといけないのです。
長期投資家は坦々と積立投資を継続することが賢明
ただ、一番やってはいけないことは、急激な株価上昇に便乗して、レバレッジをかけたり、過度なリスクを取った投資です。
どのような状況になっても変わらない投資スタイルを続けることが大切です。
市場は短期で利益を上げることより、長く居続けることの方が大切です。生き残ることが先決なのです。
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