雑記

老後資金はいくら必要?資産形成を続ける理由と“お金の選択肢”

貯金や資産を増やす理由は「選択肢」を持つため

多くの人が「もっと貯金したい」「資産を増やしたい」と思っているはずです。私もその一人です。
私が資産形成を目指す目的はとてもシンプルで、「老後に不安のない生活を送りたい」から。できればセミリタイアできたら理想ですが、現実的には定年退職まで働くことになるでしょう。
だからこそ、少しでも資産を増やして安心感を得たい。そう考えています。

好きな仕事なら、貯金はそれほど必要ないかもしれない

もし、あなたが「本当に好きな仕事」をしているなら、老後のために無理に資産形成する必要はないのかもしれません。
仮に高収入でなくても、やりがいがあり、楽しく取り組める仕事であれば、生涯現役で働き続けるという選択も十分あり得ます。

しかし、現実には多くの人が「生活のために仕方なく働いている」状態でしょう。
職場では理不尽なこともあるし、付き合いたくない相手とも接しなければならない──。そんな現実が待っています。

私自身、仕事そのものは嫌いではありません。むしろ、人に喜んでもらえることは好きです。
でも、年齢を重ねた今、体力的にも精神的にも、若い頃のような働き方を続けるのは難しいと感じています。
通勤電車に揺られ、理不尽なことに耐えながら毎日を過ごす──。それがあと何十年も続くと思うと、正直しんどいのです。

「時間」は有限。自由に使える時間を増やしたい

年齢を重ねるごとに、「人生の残り時間」は少なくなっていきます。だからこそ、私は「自由に使える時間」を増やしたいと強く思うようになりました。

若いころは残業も苦にならず、忙しい毎日を当たり前のように過ごしていました。
でも、今はもう無理です。体力も気力も続きません。そして、10年後、20年後にはもっと無理になるでしょう。

そんなとき、お金があれば「働かなくてもいい」という選択ができます。
でも、お金がなければ、「働かざるを得ない」状況になります。これは大きな違いです。

「やってもいい仕事」と「やらなければならない仕事」はまったく違う

定年後も、嘱託や非常勤などで働く機会はあるでしょう。
自分のペースで働けるなら、それはそれで幸せかもしれません。

でも、その収入が「生活費の柱」になっているとしたら?
もう、選択肢はありません。「やらない」という選択肢は消えてしまいます。

一方、十分な資産があれば、「働くかどうかを自分で決める」ことができます。
この「選択できる状態」こそが、お金がもたらしてくれる最大の価値だと、私は思うのです。

お金があれば、人生の選択肢が広がる

食事に行くとき、旅行に行くとき、服を買うとき──。
お金がある人は「何を選ぼうか」と考えます。
お金がない人は「この中からしか選べない」と選択肢が狭まります。

何を食べるか、どこに住むか、どんな働き方をするか──。
すべてにおいて「お金が選択肢の幅を決めている」のです。

お金がすべてではない。でも、お金がないとできないこともたくさんあります。

「したいことができる人生」と「したいことを我慢する人生」の違い

人生でやりたいことがあるとき、それを「できる状態」にしておくこと。
これは、とても大きな価値です。特に、年齢を重ねると体力的な限界が見えてきます。
だからこそ、現役のうちに資産をしっかり築いておく必要があります。

老後は、もう「稼ぐ力」も弱くなっていきます。働ける時間も、体力も限られてきます。
そんな中で、貯金がないというのは非常に不安です。

お金は「人生の幅」を広げてくれる道具

「お金がすべてじゃない」という考えには私も共感します。
人とのつながり、健康、時間──。お金で買えないものにこそ価値がある、という意見ももっともです。

しかし、私はこう思います。

「お金がある状態でこそ、人とのつながりや時間の使い方の幅が広がる」のだと。

たとえば、仕事を早期リタイアして家族との時間を増やすことも、お金があるからできる選択です。
好きな場所に住む、趣味に時間をかける、健康に配慮した生活を送る──。
いずれも、お金がなければ叶いません。

まとめ:選択できる人生を手に入れるために、今やるべきこと

お金がすべてではありません。
けれど、お金が「何を選べるか」を決めてしまうのもまた事実です。

「やりたくないけど、やらないと生きていけない」
そんな人生を避けるためには、今のうちに資産形成を進めておくことが大切です。

私は、将来の選択肢を広げるために、そして「やってもいい仕事」だけを選べるように、今日も投資と節約を続けています。

「いつか」ではなく、「今」から──。
あなたも、自分の未来に備えるための一歩を踏み出してみませんか?

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