投資とは「果実」を得る行為
投資とは、資産を「資本」という形で市場に提供し、その見返りとして「果実(利益)」を得る行為です。多くの人が求めているのは、この果実――たとえば配当や分配金などの不労所得です。
そのためには、できるだけ多くの資産を投資に回して、市場からの果実を享受することが大切になります。
特に、投資によって得られる収入が増えれば、労働収入への依存度を減らすことができます。

昇給はわずか…それより「月10万円の投資収益」を目指す
サラリーマンが昇給で得られる収入は、たとえ成果を出しても月に数万円程度。努力に対してリターンが小さいと感じる人も多いのではないでしょうか。
そこで私は、「投資から月10万円の利益を得られる体制を作る方が、現実的かつ効果的ではないか」と考えるようになりました。
サラリーマンにとって、月に10万円の収入増は非常に大きなインパクトがあります。私のような一般的なサラリーマンでも、これだけの金額があれば生活にかなりの余裕が生まれますし、無理に出世してストレスを抱えるよりも経済的なメリットが大きいのです。
月10万円の投資利益を得るには?
では、月に10万円の不労所得を得るには、どのくらいの資産が必要なのでしょうか?
株式投資の平均利回りはおよそ年5〜6%。この中間値である年5.5%で計算すると、以下のようになります:
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投資元本:3,000万円
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年間収益:165万円
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税金(約20.315%):約33.5万円
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税引き後利益:約131万円(月あたり約10.9万円)
このように、3,000万円を投資できれば、毎月約11万円の安定収入が得られる計算になります。
さらに、この収益を配当再投資に回すことで、資産を複利で増やすことも可能になります。若いうちにこの資産を築いておけば、働き続けなくても将来の安心が手に入るのです。
3,000万円が難しいなら、まずは1,500万円から
もちろん、3,000万円という金額は簡単ではありません。ですが、その半分の1,500万円でも、月約5万円の不労所得が見込めます。
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年間収益:82.5万円(税引き後 約65.7万円)
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月収換算:約5.4万円
月5万円の副収入でも、サラリーマンにとっては大きな助けになります。5万円の昇給を得るためには、相当な努力と時間が必要です。だからこそ、「無理のない範囲で投資資産1,500万円を目指す」ことは、現実的かつ有効な選択肢になるのです。
まとめ:投資は「人生の選択肢を広げる手段」
サラリーマンが安定した不労所得を得るには、投資という手段が非常に有効です。3,000万円の資産を構築できれば、月10万円以上の収益を得ることが可能になります。たとえ3,000万円が難しくても、1,500万円で月5万円の副収入を目指すことでも十分価値があります。
住宅ローンなどで何千万円を使うよりも、将来の自由を得るために投資に資金を回す方が合理的かもしれません。資産が収入を生み出す体制を整えることで、働き方・生き方に余裕と選択肢が生まれるのです。

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