2019年の仕事納めなので、今年の景気状況について考える。
サラリーマンの人だと今日で仕事納めの人が多かったのではないでしょうか。私も今日が仕事納めとなりました。 職場の掃除とPC内のファイルが散らかってましたので職場のPCを整理したりして最後の仕事を終えました。
2019年は消費税が導入されても景気が大きく後退しませんでした。
2019年は消費税の導入があり景気後退が懸念されましたが日経平均は24,000円を超えるなどして大きな混乱なく終わろうとしています。今日の日経平均の終値も23,837.72円で終盤大きく下げましたが大体24,000円近くで終えております。
日本は好景気が続いています。
安部内閣が発足してから株価は右肩上がりに上がり景気もどんどんと回復して人手不足が多く叫ばれるようになりました。また、最低賃金も上昇して日本の全体賃金も上昇していってます。 しかし、金利水準は依然として低くく不動産価格は上昇しています。
2019年の3月に公表された基準地価ではバブル期を超えたとしてニュースになり驚いた人も多かったのではないでしょうか。
銀座周辺の平均値は
・平成3年(1991年)は3,150万(円/㎡)
・平成31年(2019年)は3,765万(円/㎡)
と発表されました。
日本の景気は大分回復してきたのです。
経済指標は好調だが実感がほとんどないというのが現実
しかし、同じ3月に共同通信社の世論調査の結果が発表されました。
それによると景気回復を
・実感していないが84.5%
・実感しているが10.1%
となっており景気を示す指数と世間の感覚には大きなズレがあります。
これは安部首相も認識しており2019年6月10日の参議院決算委員会で 「全ての世論調査で景気回復の実感がないという方が多数いらっしゃるのは事実」との見解を示されました。
好景気な状況が続いているのに実感ができないのは問題
これを読まれている皆様方は景気回復の実感がありますでしょうか。恐らく実感していない人が多いのではないでしょうか。しかし、今は紛れもなく好景気なのです。これが日本の好景気なのです。恐ろしいと思いませんか。
経済指標で景気後退の数値が出てきたら更に苦しくなる。
今後、景気のサイクルから考えて恐らく景気後局面が待っています。2019年後半でもすでに景気後退を示す数値も出てきだしています。なので、2020年は本格的に景気後退局面を迎えるのかも知れません。そうなると今ですら好景気を感じていないのに不景気になったら、実感としては相当苦しいと感じるようになるのではないでしょうか。
好景気な時に景気が良くなったと実感出来るようになるには何をしたら良いか。
では、景気拡大局面や景気指数が上昇している時に一般の人はどうやって好景気を感じたら良いのでしょうか。
それの答えは簡単です。
株式投資をしておくこと
です。
景気と株価は密接に関連します。
景気の動向は株価に大きく影響します。 なので、景気が拡大すれば必然的に株価も上昇します。そうすると株式を保有している人は必然的に資産を増やすことが出来るのです。これは貯金をしている人と投資をしている人では大きな差になります。貯金をしていてもこの低金利だとほとんど資産は増えません。
仮に金利が上昇するようなことがあった場合でも、そのような時は株価の方が大きく上昇することの方が多いです。特にインフレの初期などは株式投資が有利な場合が多いとされています。
今からでも株式投資を始めても遅くはない。早めに資産形成を考えるべき。
未だに株式投資をしていない人の中には今から買っても遅いと思われる人もいるかと思います。もうすぐ景気後退を迎えるかもしれない状況で株式投資を始めるのは抵抗があるのかも知れません。それは 高値を掴む恐れからかくるかと思います。
どんな時もタイミングを図って株式投資はしない方がいい。
しかし、そのようなことを考えなくて大丈夫です。株価において、いつが高値でいつが安値かなど誰も分かりません。これはプロでも分からないことなのです。なのでタイミングなど気にしないでリスクを取っても良い資金があればインデックスファンドに全力投資するのが賢明です。分散投資と長期保有ということさえ間違えなければいつ買っても大丈夫です。
仮に景気が後退しても再び景気は回復します。なのでタイミングを見計らう必要はないのです。逆に景気後退局面で更に追加購入することが出来れば景気回復した時に大きな利益を得ることが出来ます。なので、タイミングで投資をするのでなく気がついた時に投資をするのが一番です。
ただ、忘れてはいけないことは、
・分散投資
・長期保有
ということです。これが正しい株式投資の付き合い方です。
この両方が出来なようでしたら逆に株式投資はしない方がいいです。素人がこれを守れないと投資でなくギャンブル的になってしまい、いつか大きな損失を出してしまいます。
また、最後に自分のリスクの範囲内で投資をしましょう。決して無理をしてはいけません。