投資

連日最高値を更新と聞いても投資に踏み切れない人へ。株価の高値はいつまで続くかは誰も分からないので気にしないが正解。

現在は株価は堅調で米国ダウ平均株価は最高値を更新し続けています。

米国のダウ平均株価は市場最高値を更新し続けています。2019年12月27日のダウ平均株価は23ドル高と連日史上最高値を更新して28,645.26ドルで終えております。今後も株価が上がるたびに史上最高値を更新することになります。

バブルの熱狂が始まる可能性もあります。

世の中的にはそろそろ暴落が来るのではないかとか、2020年までは大丈夫など様々意見が聞かれます。しかし、将来のことは誰も分かりません。なので、今後、最高値をどんどん更新してバブルの様相を呈しいき、バブルが訪れる可能性は十分にあります。また、バブル後半期というのは株価が驚異的に上がることが多いです。

世の中がバブルに熱狂している時、投資をしていない人は損をしている気持ちになる。

バブルの時に投資していなかったら自分だけ損をしているような感覚に襲われてしまうものです。そんな時、損をしたくないとの気持ちから慌てて投資を始める人も現れたりします。このような素人が投資に参加するのもバブルの特徴ですが最終的にはそのような人が一番の高値を掴んで暴落するものです。

投資格言でいう、

 ・賢者が最初にやることを愚者は最後にやる

とうやつです。

バブルの時は今がバブルだと気がつないものなのです。多くの人が株価が永遠に上昇するかのような錯覚になります。また、マスコミや投資アナリストたちも強気の相場予測して発信しまくり、まるで投資をしない人は愚かな人だと言わんばかりに市場を煽りだすのです。

バブルの時に投資をしない方法は冷静に市場価格を見分けることです。

確かにバブルの時に投資を始めるのは愚かなことだと思います。バブルと言うのは長期間維持できない価格が形成されている状態のことです。

いわゆる、価格形成の歪みが生じた状態です。これは冷静に市場を見ていれば分かると思います。率直に言えば常識的な価格が形成されていないと判断できるように自分で常に勉強をしておく要はあります。

株価だけでなく世の中に売られている物の価値には常に敏感になっておく必要がある。

市場で売られているものを自分で適正に経済的価値を判断できるようにするのは常日頃やっておくことは大切です。

チューリップ・バブルは物の価値が著しく歪んだ事例です。

1637年のネーデルラント共和国においてチューリップバブルというのがありました。チューリップバブルはチューリップの球根1つで家が買えるほどの値段がついたと言われています。その当時の人は熱狂しているので分からなかったと思いますが、冷静に考えたらチューリップの球根で家が買える状態が長く続くとは考えられないと分かると思います。物の価格形成に歪みが生じているのを感じることが出来るか出来ないかで経済的な面でかなり有利に運ぶことができます。なので常に市場価格は意識することは重要です。

どのような時期でも投資を始めることが必要です。

バブルの状態で株式を購入するのは愚かですが暴落を気にして投資をしないのは賢明ではありません。バブルでの投資は避けるべきですが暴落を気にして投資をしないのは考えものです。皆さまの中には過去のリーマンショックを経験された方もおられると思います。

また、日本は長期のデフレ経済で株価も低迷してきました。そして、過去の日本のバブルの悲惨さもよく聞く話しかと思います。なので、年配の人からはバブル崩壊の悲惨さを聞かされ、そして、リーマンショックの経験などが重なると暴落を恐れるのも分かります。

将来は誰も分からないというのが真実です。

しかし、将来になにが起こる誰も分かりません。もう一度、リーマン級のことが起こらないとも限りません。 だいたい株式相場も10年程度に1度ぐらいの頻度で暴落が起きています。なので、周期的にはもうそろそろ暴落が起きても不思議ではありません。しかし、そんなことを言っていたらいつになっても投資など出来ません。なので、暴落は覚悟して投資をするしかないのです。

暴落を想定して投資に挑むのが健全な姿勢です。

暴落に備えるためには分散投資とリスク管理をするだけです。暴落は必ず起こります。それは長期投資をしていれば何度も経験することになります。しかし、景気のサイクルからしたら暴落後には必ず再び上昇に転じて行きます。ここでリスク管理をおろそかにしている人は狼狽売りに走ってしまいます。しかし、これこそが一番やってはいけないことなのです。

リスク管理がしっかりしていれば怖いことはない。

自分のリスクをしっかりと管理できていれば、いつ投資を始めても同じことです。 また、長期投資を考えれば今の株高の価格など誤差の範囲に過ぎません。なので、株価など気にしないでリスクを取っても良い現金があれば株式に投資しておくことをおすすめします。

ただ、個別株などのリスクが集中するような投資は避けることです。このような投資をして暴落を直撃すると資産が一気に減ります。どのような状況下でも集中投資は避けて分散投資を心がて下さい。

投資格言でいう、

 ・卵は一つのカゴに盛るな

とうことは本当に大切です。