2020年12月11日にKyashカードの改悪が行われた。
今年の4月に新Kyash Card登場したことで記事を書きました。その時も旧Kyash Cardの改悪となりましたが、新しく登場した新Kyash Cardも改悪が行われました。
Kyash Cardは、もともとポイントの2重取りができるカードとして注目を集め登場してきました。
しかも、1%の高還元カードでした。
しかし、今年になって、
変更内容 | 変更開始年月 | 還元率 | 発行手数料 | 還元上限 |
Kyash Card Liteへ名称変更 | 2020年4月1日から | 0.5% | 300円 | 600ポイント/月 |
Kyash Card登場 | 2020年4月1日から | 1% | 900円 | 1200ポイント/月 |
Kyash Card Liteの還元上限変更 | 2020年12月11日から | 0.5% | 300円 | 600ポイント/月(登録カードなどで入金した残高での決済は250P/月) |
Kyash Cardの還元上限変更 | 2020年12月11日から | 1% | 900円 | 1200ポイント/月(登録カードなどで入金した残高での決済は500P/月) |
と内容が変わってきました。
改悪した内容については赤字で記載しました。※改悪と感じているのは個人の見解です。
4月の時点での改悪は以前の記事で書きましたので割愛しますが、2020年12月11日の改悪については注意が必要なので下記記載いたします。
月5万円以上のクレジットカード入金利用はポイントが付与されない。
上記の表で赤字記載させていただきましたが、
・登録カードなどで入金した残高での決済は250P/月(Kyash Card Lite)
・登録カードなどで入金した残高での決済は500P/月(Kyash Card)
の記載が改悪内容です。
還元上限が、
・600ポイント/月(Kyash Card Lite)
・1200ポイント/月(Kyash Card)
となっているので変わらないように見せかけて大きな改悪となっているのです。
Kyash Cardの最大のメリットはポイントの2重取り
Kyash Cardの最大のメリットはクレジットカード払いのポイント2重取りです。
上記内容は、2重取り出来る上限は、
・Kyash Card Liteで250ポイント、
・Kyash Cardで500ポイント
としましたと書いているのです。
それを分かりにくく「登録カードなどで入金した残高での決済は」と書いているのです。
なので、Kyash Cardメリット上限額は5万円以下ということです。
Kyash Cardは銀行入金が利用できるようになっている。
それでは本当の上限である
・600ポイント/月(Kyash Card Lite)
・1200ポイント/月(Kyash Card)
の残り、
・350ポイント/月(Kyash Card Lite)
・700ポイント/月(Kyash Card)
はどのように手に入れるのかというと銀行入金から利用したポイントとなります。
Kyash Cardは2020年9月7日から銀行入金サービスを開始
Kyash Cardは2020年9月7日から銀行入金サービスを開始しています。
下記12行の登録を行うと銀行口座からKyash Cardへのチャージが行われます。
・ゆうちょ銀行(一時利用停止中)
・三井住友銀行
・三菱UFJ銀行
・みずほ銀行
・ジャパンネット銀行
・りそな銀行
・イオン銀行(一時利用停止中)
・埼玉りそな銀行
・福岡銀行
・関西みらい銀行
・十八親和銀行
・熊本銀行
1回あたり2,000円以上かつ1円単位で入金が可能で、入金手数料は無料です。
ただ、出金する場合は、出金手数料が一律220円かかります。
銀行口座からの入金決済を7万円利用すれば残りのポイント上限を獲得できる。
銀行口座からの入金決済を7万円利用すれば残りのポイント上限を獲得することが出来ます。ただ、こちらは1%還元だけです。
銀行口座からの入金についてはポイント還元がありません。なので、ポイントだけに注目すれば何のメリットもないです。
逆に一度、入金を行うと引き出すのに220円の手数料がかかるので、デメリットしがないです。1%還元のクレジットカードで普通に決済をすれば出金リスクを負う必要がありません。
私は恐らく利用しないです。
2020年12月8日(火)に配信するバージョン8.0.0より「残高利息」サービスを開始
ただ、Kyash Cardは2020年12月8日(火)に配信するバージョン8.0.0より「残高利息」サービスを開始します。
こちらは、銀行口座などから入金した残高に対して、年利1%の「残高利息」を毎月付与されるサービスです。
ただし、銀行口座、セブン銀行ATM、コンビニ、ペイジーから入金した、Kyashマネー残高のみが対象で、クレジットカードからの入金は対象外です。
普通預金での金利がほとんど付かない時代に1%は確かに大きいです。
「残高利息」サービスの注意点
ただ、注意として、前月に1回以上の決済をしていることが必要です。また、預金目的の入金に対しては強制退会もあり得るようです。
なので、通常サービスを定期的に利用している人が対象になっています。
「残高利息」サービスの入金内容
付与は毎月1日に順次実施され、Kyash残高に入金されます。また、入金内容はKyashバリューが付与されます。
最後に
「残高利息」サービスは私にとってそれほど魅力を感じません。逆にリスクを感じます。
また、何より問題がカード発行手数料900円も取っているのに発行したサービス内容がコロコロ変わることです。
Kyash Cardは有効期限が5年なので5年目以降は更新しないと思います。900円の更新料は90,000円以上利用しないと元が取れません。
毎月、5万円以内で決済していれば元が取れると思いますが、Kyash Cardのサービス内容が複雑になってきるので、いつか失敗しそうな気がしているので更新リストから外します。
※サービスが向上すれば継続を検討しますが、2020年12月27日現在の考えでは更新はないです。
ただ、4月末までは3%還元のVISA LINE PAYカードがメインになるので、Kyash Cardはしばらく使わないです。
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