投資

個人にとっての債券投資。債券価格の計算の仕方。

債権リスク管理は難しい

個人的には一般人が債券投資をすることをあまりおすすめしません。なぜなら、個人が債権のリスクを把握して管理するのが難しいからです。

銀行の預金金利は、ほとんどゼロ金利状態が続いています。なので、債権投資に興味のある個人投資家は多くいます。

また、債権は株とかとくらべて安全資産のイメージがあるようです。株ほどのリスクを取りたくないと思っている人には人気があるようです。

ただ、債権にもいろいろあり投資する場合には注意が必要です。 有名な債権としては国債などがあげられますが、その他にも社債、地方債、米国債などあります。

それぞれ金利なども違うので高金利につられて過剰なリスクを取らないように気をつける必要があります。

債券価格の決まり方

そもそも、債権の価格はどのようにきまるのか?

それは、

 ①市場の金利

 ②信用リスク

で決まります。

感覚的にわかると思いますが、

 A社の債券の金利 1%

 B社の債権の金利 10%

両方売られていたらB社の債権を購入すると思います。

しかし、リスクはA社とB社では全然違います。単純にA社よりB社の方が倒産リスクが高いのが分かると思います。

債権は発行時点で価格がきまるのが一般的です。

B社も自社の債権をなるべく低金利で発行して市場からお金を集めたいのが普通です。なので、自社の業績が安定して信用リスクが上がれば金利を引き下げて債権を発行できます。

その時、もともとB社の債権を購入していた人はB社の金利低下と同時に自分の保持している債権価値は上昇します。

逆にA社の業績が悪化して信用リスクが低下した場合、誰もA社の金利1%の債権を購入する人はいません。

なのでA社は金利を上げて債権を発行することになります。そうするとA社の債権金利1%で購入していた人の債権は価値が下落します。

つまり、

 ・金利の上昇→債券価格の下落

 ・金利の下落→債券価格の上昇

となり、

 ・信用リスクが拡大→債券価格の下落

 ・信用リスクが縮小→債券価格の上昇

となることが分かると思います。

債券価格の計算式

債権価格は「表面利率」、「残存期間」で計算できます。

・表面利率とは債権の額面に対して、毎年受け取れる利息の割合を言います

・残存期間とは債権の現時点での償還期日(償還日)までの残り期間を言います

※償還期間10年の長期国債を購入して3年経過したら残存期間は7年となります

また、債権価格と利回りはセットで決まります。

なので、債券利回りと債権価格の計算式を付記すると

 ・債権利回り={表面利率+(額面100-債権価格)/残存期間}×100/債権価格

 ・債券価格=(100+表面利率×残存期間)×100/(100+利回り×残存期間)

となります。

最後に

少しややこしいですね。 結論的には債券投資は個人投資家には向かないと思っています。信用リスクの判断や市場金利の動向などリスクを正確に把握するのが難しいです。

はっきり言ってプロでも大変だと思います。

個人投資家が買ってよい債権としては個人向け国債だけではないでしょうか。理由はまた今度、書きます。

 

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