雑記

銀行業界は不況で苦しんでいるので近づくと危険。構造的不況の銀行業

銀行株が低迷

2019年4月10日(水)のメガバンクの株価は

 ・(株)三菱UFJファイナンシャル・グループが 560.6円

 ・(株)みずほファイナンシャル・グループが 172.6円

 ・三井住友トラスト・ホールディングス (株)が 4,020円

となっており、5年前と比べても横ばいか少し下がっています。その間、日経平均は堅調に上昇して約5,000円ほど上昇しているにもかかわらずです。

また、銀行は大量なリストラを行っていくと報道されており、先がない状況でもあります。 将来はどんどんと銀行窓口業務も縮小していき各支店の統廃合がすすむでしょう。

日本はマイナス金利政策を実施したため、銀行もなかなか稼ぐのが難しくなっております。

銀行は保守的な業種

銀行は土地などの担保を重視してお金を貸し出すのでなく、事業内容を評価してお金を貸し出して行くべきだ。などとよく批判されますが、これは実際問題、不可能に近く銀行にその能力を求めるのは酷です。
銀行は「雨の日に傘を取り上げ、晴れの日に傘を貸す」と言われるくらい保守的な組織なのです。優良安定企業にしか、なかなかお金を貸してくれません。リスクを負ったビジネスはなかなかやらないのです。年々競争が厳しくなっているビジネス業界でずっと保守的で生きていけるわけがありません。なので、このままだと銀行業はずっと停滞もしくは衰退していくでしょう。

住宅ローンビジネスも儲からない

ただ、銀行が停滞するのはいいのですが、経営が苦しいからと言って個人顧客に目をつけだしているから困ったものです。個人顧客は、まだまだ銀行というお堅いイメージがあるので、すぐに信頼してしまい銀行の営業に引っかかってしまいます。

銀行はすごく保守的なので個人に対しては土地や住宅を担保にサラリーマンから住宅ローンを借りてもらうビジネスをやっていればいいのです。相手がサラリーマンなので手堅くローンを返済してくれるので貸し出しもしやすいです。

しかし、これが、この低金利で儲からなくなっているから変なビジネスをやっています。

銀行カードローン

たとえば、かつては個人の貸し付けなどしてなかった銀行も、銀行カードローンなどを積極的に発行して消費者金融と同じことをやりだしています。銀行もなりふりかまっていられなくなっているのです。

手数料の高い金融商品販売

そして、一番たちが悪いのが投資商品を銀行が売り出していることです。こちらの商品は手数料がバカ高く、しかも銀行員の信頼を武器に投信の回転販売なども行ったりしています。
回転売買とは手数料収入を目的に頻繁に商品を売買させることです。
本当に顧客のことを考えているのかと思えるぐらい、ひどいことをしている銀行があります。

銀行員は金融のプロしてのプライドを持つべき

何度も繰り返しになりますが銀行は保守的な組織です。自らリスクを取って新しいビジネスを勝ち取っていくことをやらないで、個人顧客から高い手数料をとるビジネスに力を入れているのです。

本当に金融の知識があり顧客の財産を守ることを考えたら、とてもこのようなことは出来ないとはずです。まあ、銀行員もサラリーマンですから営業ノルマのためになりふりかまってられないのは分かります。でも、金融のプロとしては情けないですね。

銀行員には気をつけろ

なので、これを読まれた読者の人は銀行は構造不況になっています。顧客のことより、自らの利益や生き残りのために必死だと理解しておいた方がいいです。銀行が信頼できる時代は終わったと認識して下さい。出来ることなら銀行の営業マンとは接さない方が安全です。

最後に

これからキャッシュレス社会がどんどん加速して行くと思います。携帯会社やネット通販会社、鉄道会社など、さまざまな会社がキャッシュレス決済の覇権を握ろうと必死です。

しかし、金融業の代表格である銀行は完全に乗り遅れてしまった状態にあります。銀行は決済サービスを真っ先に提供出来る立場にあったはずです。銀行のATMに顧客を並ばせるくらいならキャッシュレスで決済出来るサービスにいち早く着手すれば良かったのです。ATMで現金を下ろす必要のない社会を想像すれば誰よりも早く参戦できたはずです。

今後のサービスに期待

お金の専門家として個人相手に手数料を稼ぐビジネスを考えるのでなく、より良いサービスを提供できるチャンスはいっぱいあったと思います。銀行は保守的にならずにもっと革新的なサービスを提供するような存在になることを期待しています。

ちなみに私はかつて銀行株を保有しておりました。銀行だと安全だとかつての私も思っておりました。お恥ずかしい。銀行はエリートの人が多いので人材は豊富だと思います。将来革新的なサービスを提供できたら株価も大きく上がるかもしれません。

銀行は自分たちがすすめる金融商品より自分たちの銀行株に投資した方がよいと思われる存在になってもらいたいです。