何もしないこともリスク。
投資においてリスク管理はとても重要です。自分の資産に対してどこまでリスクを許容できるのかによって投資できる金額も変わってきます。
現金のまま保持するのもリスク
また、人によっていは1円も損をしたくないという人もいます。
ただ、現金をそのまま保持しているのもリスクなのです。というのは現金の価値も常に変化しています。
たとえばインフレ率が上昇してい時に現金を保持していたら現金の価値はどんどん下がって行ってるのと同じです。
今まではデフレだったため、現金の価値が下がることはあまりありませんでした。しかし、政府は物価上昇率を2%と掲げているので、今後、どのようになるか分かりません。
債権にもリスクはある
また、安全資産である国債を購入していても金利が上昇すると債権価値は下がります。※変動金利10年満期型の国債は超安全資産だと思ってます。
社会で生きていて経済活動を営んでいれば、何かしらのリスクを負っています。
なので、今どのようなリスクを負って、どのくらいまでのリスクを自分は許容できるのかを意識しておいた方がいいです。
ただ、このリスク管理は人によって違うので、誰かに相談するのはいいですが、最終的には自分で判断するしかないです。
人にすすめられるまま高いリスク資産に手を出して、損をしてしまったら目も当てられません。
絶対に損をしたくない人のために。
今回、絶対に損をしたくないと思っている人に、おすすめのお金の置き場所について記載します。
タンス預金
まず、考えられるのはタンス預金です。どこの金融機関にも預けずに、自宅の金庫などに保管している場合がです。
現金商売をされている人などは意外と現金を自宅や会社に保管しているのではないでしょうか。
こちらは確かに元本割れする心配はありません。 しかし、管理が大変です。災害や泥棒などに対して注意が必要になります。
また、ご高齢になると保管場所を忘れたり、詐欺にあったときに、すぐに現金を渡してしまえる状態なので良くないです。
銀行預金
なので、普通は銀行や郵便局に預金をするのが一番です。
今はゼロ金利の時代なので普通預金に預けて置くのは決して悪くないお金の置き場所です。
変に高利回りの金融商品に投資するより安全です。ただ、銀行預金にもリスクがあります。銀行が倒産するリスクです。
銀行が倒産した場合、預金保険制度により一定額預金額が保護されます。
ただ、保護される額が
・預金者1人あたり元本1,000万円とその利息
だけです。
これを超える額は、破たんした金融機関の残財産を債権者で分配するかたちになります。なので、ほぼ戻ってこないでしょう。
しかも、預金保護の対象は1銀行あたりなので注意して下さい。複数支店に貯蓄しても合算されます。
外貨預金には注意が必要。
また、外貨預金なのどは対象にならないので気をつけて下さい。預金と名前がついているので安心されている人がいます。
しかし、普通の預金と全然違います。為替リスクのある 手数料の高い金融商品です。
もし、外貨預金している人がいたら即刻解約をおすすめします。
銀行で一番気をつけること
銀行に預金する場合は1銀行あたり1,000万円以内にしておいた方がいいです。
もう一つ、銀行預金で気をつけたいのが営業マンです。 銀行に多少預金をしている場合、銀行が手数料の高い金融商品をすすめてきたりします。
ここで気をつけないといけないのが銀行から金融商品を購入してはいけません。銀行で売られいる金融商品で良いものは何もないと考えて問題ないです。
ネット銀行のほうが安全
銀行の営業マンと接して得することはないです。
なので、出来ればネット銀行を利用して銀行と直接お付き合いするのは避けた方がいいかも知れません。
世間一般的に安心と思われている銀行も、お金の置き場所としては油断できません。
一番安全なお金の置き場所。
なので、一番よいお金の置き場所としては上記でも書きました、変動金利10年満期型の国債です。
これをまず1年以上持つことをおすすめします。
そうすると、国が元本保証をしてくれます。 1年を経過すると1年分の金利を支払うことで元本で償還してくれます。
なので、元本割れもなく、しかも預金保険制度と関係なく1,000万円以上でも保護してくれます。
本当にまったくリスクを取りたくない人は、
・ネット銀行に1銀行あたり1,000万円以内で預金
・1,000万円以上は国債を購入
するのが一番の無リスク資産です。
リスクも管理をすれば怖くない。
ただ、リスク資産にも一定程度、勇気をもって投資した方が得な場合が多いです。
無リスク資産で安心するのもいいですが、機械費用の損失になっていると考えることも出来ます。
高い手数料の金融商品を買うのは愚かですが、まったくリスクを取らないのも感心できません。
なので、これを読まれた人はインデックス投資から始めてみてはいかがでしょうか。
自分のリスク許容度を理解して最適な分散投資が出来ればリスクに対してのリターンが得られます。
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