節約

残業規制により収入が減っても貯金を増やせるようにしておく。そのためには節約が一番早い。

日本人の収入が今後、増えていくのは難しい。

お金や資産を増やすためには必ず収入より支出を少なくする必要があります。収入を増やして支出を少なくすれば必ず時間とともに資産は増えていくのです。

しかし、日本人一人あたりの名目GDPは1995年ぐらいからほぼ横ばいで、それほど伸びていません。

アベノミクスといわれる経済緩和政策により最近少し伸びてきましたが、飛躍的に伸びたとは言いづらい状況です。

将来のことは分かりませんが、今後もそれほど伸びない状況が続くのではないかと考えられます。

そう考えれば日本人の収入は、今後増えていかないので資産を飛躍的に伸ばすのは難しい状況になっていると思います。

支出を抑えることが大切

仕事のスキルや能力を上げても収入の伸びは限定的なので、支出を抑えることを考えるのが一番いいです。

支出を抑えるには特殊なスキルが必要なわけでなく、また特殊な能力も不要です。ダイエットと同じで我慢できる能力と継続する力があれば誰でもできます。

節約は収入を増やしたのと同じ

単純に一か月、1万円の支出を継続的に抑えることができたら、年収12万円増やしたのと同じです。

少し残業を増やせば月1万円増やすことが可能かもしれませんが、残業が継続してあるとは限りません。

ましてや昨今の働き方改革により残業規制していく方向で日本は動いています。

残業代を生活費の一部と考えてはいけない。

今後、残業で稼ぐという考えはなくしていったほうがいいです。残業をあてにした収入設計は不安定過ぎます。

住宅ローンなどを組むときに源泉徴収票などの提出を求められたり、年収の申告などがあると思いますが、その時は残業代も入っています。

しかし、ローンを組む際は残業代を入れて考えてはいけません。銀行などは収入に応じて貸出し上限を提示してくれます。なので、思ったより高い不動産物件を手にすることが可能になることもあります。

しかし、そのローンの返済シミュレーションが残業代を含んで考えていたら再考した方がいいです。

これからは残業規制が厳しくなっていきます。残業収入を生活の一部と考えている人は、来月から残業代のお金を貯金に回して、生活レベルを下げて行くことが賢明です。

残業規制は今後、もっと厳しくなる

2019年の4月より残業規制が導入されましたが、まだ緩いように感じております。

実際には厳格に実施している会社もあるかと思います。しかし、今のところ私の周りでは規制はされてますが、已む得ない場合は残業をしている感じです。

しかし、これはどんどんと厳格になっていくと思っています。働き方改革は政府の方針でもあるので、恐らく多くの会社は残業を厳しく規制していくでしょう。最悪の場合、サービス残業が増える可能性もあります。

どちらにしても収入は減る方向になると想定しておくべきです。

定時退社を無駄にしない

この残業規制を厳格に実施して、サービス残業をしなければ普通のサラリーマンは定時で帰宅することになります。

収入も減るので生活が苦しくなると感じる人もいるかもしれません。しかし、今から定時帰宅した場合のこともしっかりと考えておく必要があります。

恐らく、残業規制は厳格になってい行く方向ですが、副業規制は緩和されていきます。なので、今まで残業をしていた時間を自分の副業にシフトしてことを考えないといけません。

収入のリスク分散を目指す

これからの時代、本業だけで生きていくのはリスクがあります。副業や資産収入なども含めた、さまざまな収入源を確保しておく必要があります。

収入のリスク分散をしないといけないのです。また、会社も1社だけで定年まで迎えるのは難しい時代です。

いつリストラされたり倒産するかも知れません。そのためにも早めに本業以外の収入源を確保しておくことが必要です。

本来なら残業規制に関係なく残業をしないで早めに帰宅して、別収入を稼ぐ時間にする方が将来的に安心です。

最初は別の仕事をするのは精神的にも体力的にも厳しいと思いますが、安定した収入を確保するためには努力も必要です。

副業は自分で仕事を開拓するべき

しかし、ここで間違ってはいけないのが、自分で副業を開拓することです。会社の定時後にアルバイトなどを始めてしまっては体力が持たないと思います。

それどころか、最終的には身体をこわすおそれがあります。

必ず、自分で何か開拓をして事業を起こすことが重要です。できれば自分が働くのではなく誰かに働いてもらうような形で仕事ができれば最高です。

相当ハードルは高いですが、最初は小さく始めて少しづつハードルを上げていくのです。

やはり一番早いのは節約して資産を増やすこと。

しかし、現実的には節約をして手取り収入から少しづつ貯金するのが確実な方法になります。

なので、まずは節約することから始めるのが賢明かもしれません。

固定費を見直す

支出は生活費の中の固定費から減らすのが手っ取り早いです。特に積立型の保険などをしている人は、最低限の保険に切り替えるのが賢明です。

積立保険などは営業費などの保険会社の利益になる部分が大きい場合があるので、よく調べてみることをおすすめします。

その他にも通信費や住居費など固定費は見直し、固定費が少ない生活にしていくと貯金の貯まる速度が加速します。

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最後に

将来に向けて準備をするのとしないのでは大きな差になります。早めに自分の将来を考えてお金を貯めたり資産を形成しておくことは大切です。

公的年金は確実にあてになりません。自分の将来や家族のためにも資産形成を意識して行動することをおススメします。

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