雑記

今の銀行業界は経営が厳しい。銀行には近づかない方が安全です。

地方銀行は減益で苦しんでますが、銀行業全体が苦しい現状。

全国の地方銀行の2019年3月期決算で55行が最終減益だったようです。

超低金利の影響で本業の収益が伸びなかっただけでなく、不良債権処理の費用も前の期に比べて約3倍に膨らんだようです。

国内の景気拡大局面が続いてきても地方銀行は稼ぐことが出来ないようです。

地方銀行もメガバンクも苦しい

しかし、これは地方銀行だけではありません。メガバンクでも収益を上げるのに苦労しております。株価もずっと低迷状態です。

この超低金利政策は銀行業界を苦しめているのです。かつて、地方銀行といえば地方出身者の優良就職先でした。今や危ない就職先になってしまっています。

今後も銀行業界は支店などの統廃合が進んでいくことが予想されています。

超低金利政策が解消しても苦しいと思う。

今の超低金利が原因で苦しんでいるなら良いですが、金利が上昇しても地方銀行の経営が苦しいのは変わりがないです。

今の地方銀行は経営が厳しいから、リスクの高い投資をしていると言われています。

2019年3月期決算で55行が最終減益でしたが、赤字はスルガ銀行だけです。

スルガ銀行はシェアハウス問題で不正融資などが大きく報道され社会問題になりました。

返済能力のない人の信用情報を改ざんしたりして、不正に融資を行っていたことが明るみになったのです。

このことについて深く触れませんが、恐らく地方銀行は収益を上げるために多かれ少なから危ない投資や融資をしているのは想像できます。。※スルガ銀行みたいに違法なことはしていないと思いますが。

地方銀行の国債保有率の高さも気になる

スルガ銀行は、たまたま明るみになりました。しかし、地方銀行が収益を上げるためには都市銀行がやらないようなリスクの高いことをやって行かないといけません。

また、2018年後半の報道では、地方銀行で国債保有残高に占める長期債の割合が上昇しています。2017年度末には都市銀行の3倍になったといわれています。

上記を鑑みると、超低金利が解消され金利が上昇すると、国債価格が下落してバランスシートを毀損する可能性があります。

過剰な心配かも知れませんが、将来、破たんする地方銀行が出てくる恐れは十分にあります。

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個人としての対策

このような状況下の中、個人としてはどのようなことをしたら良いでしょうか。

まず、家族や親せきで地方銀行に就職しようとしている人がいれば全力で止めた方がいいです。

メガバンクなら大丈夫でと思いますが地方銀行の将来性は危ないと思います。

預金保護対象範囲に預金をおさえる

また、預金は必ず1,000万円以内にして、預金保護法の対象範囲内にしておくことが必要です。

ただ、預金保護の範囲内であっても、いざ倒産すると引き出し等にいろいろな手続きが必要になります。自分の預金がすぐに引き出せないリスクは考えておく必要があります。

なので、普段の決済で利用しているのなら銀行を変えることも考えておいた方がいいでしょう。

なので、今後は地方銀行の与信情報は気にしておいた方がいいと思います。

銀行業は将来的に厳しい業種かも知れない。

最近では地方銀行だけでなく、銀行業の将来性に疑問視するニュースもよく目にするようになりました。

30年前の時価総額ランキングでは、世界の10位以内に銀行が5行も入っていたのです。

世界、

・2位が日本興業銀行

・3位が住友銀行

・4位が富士銀行

・5位が第一勧業銀行

・7位が三菱銀行

です。

今は吸収合併などを繰り返し、30年前のかたちで残っている銀行はありません。

また、統合して大きく成長していればいいのですが、今は世界時価総額ランキング10位以内に入る銀行は一つもないのです。

それどころか今後、支店を統廃合していき、リストラも加速させるとの報道がされております。銀行業全体の未来は明るくないのです。

なので、個人にとってはネット銀行が支流になっていくのではないでしょうか。

銀行は経営が苦しいので近づかない方がいい。

銀行が苦しいことはお分かり頂けたかと思います。

結局、何が言いたいかといいますと、今の銀行は利益を上げるために必死になっていると想像できます。

なので、なるべく銀行に近づかないのが賢明です。個人について言えばネット銀行の取引で十分です。

銀行の窓口や営業マンに会っても何のメリットもないです。

銀行から住宅ローンを借りる人が銀行員の担当と話すぐらいは必要かもしれません。しかし、それ以外で会う必要はまったくないです。

資産運用の相談は絶対にやってはいけない

ましてや自分の資産運用の方法などを相談するのは銀行のカモになるだけです。

アベノミクスで景気の拡大局面が続き、株価も大きく上昇していきました。しかし、銀行員のいいなりで資産を運用してしまった人は、大きな損をしてしまっている人が多いのです。

彼らは回転売買などを顧客にさせて、手数料収入を上げるために顧客の利益を考えていないのです。

顧客のことを考えて仕事をしている人は少なく、自分のノルマのために仕事をしている人たちがほとんどなのです。

今の銀行は顧客に害を与える存在と言ってもいいです。早く潰れてくれた方が個人顧客にとっては利益になるのかも知れません。

銀行もノルマを廃止して反省しています。

最近ようやく三井住友銀行など多くの銀行で銀行員のノルマの廃止を表明しています。

人事評価も投資残高などを基準に評価するように変更すると言われています。※少しは反省されているようです。

しかし、前まで皆さまをだましてごめんなさい。今から仲良くして下さいね。と言われても疑問に思いませんか。

なので、私個人としては、これからも銀行に近づくと痛い目に合うと思っています。

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