ビットコイン投資が話題だけど、私は手を出さない理由
仮想通貨の代表格であるビットコイン。
ここ数年、投資界隈では常に話題に上がり、2015年頃と比べると価格は10倍以上に上昇しています。
「これからも伸び続ける」「今からでも買うべき」など、さまざまな意見が飛び交っています。
しかしながら、ビットコインや仮想通貨の価格が今後どうなるかは誰にも分かりません。
それでも、10年以上前に登場したころと比べると、一般的な認知度は飛躍的に高まり、決済に使える店舗や保有者も増えてきました。
それでも私は、ビットコインにこれからも投資するつもりはありません。
ビットコイン投資について思うこと。
私がビットコインに投資しない最大の理由は、「投資」と「投機」を明確に分けて考えているからです。
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投資とは、生産活動に対して資本を提供し、その成果として果実(リターン)を得る行為。
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投機とは、価格変動に賭けて利益を得ようとする行為であり、生産活動にお金を投じるわけではありません。
例えば、商品先物(コモディティ)投資やFX(外国為替証拠金取引)は、価格の上がり下がりを予測して利益を得ようとするものなので、私はこれらを「投機」と捉えています。
そして、ビットコインや仮想通貨も同様に、基本的には投機の対象だと思っています。
確かに値上がりする可能性はありますが、それはゼロサムゲーム的な性質を持っており、最終的には手数料などのコストで損をするリスクも大きいです。

急増するビットコイン煽り記事に注意
最近では、投資系ブロガーやインフルエンサーがビットコインの成功体験を語る記事をよく見かけます。
彼らの記事は、「今後もビットコインは上がり続ける」という強気な論調が目立ち、読者を投資に誘導する内容が多くなっています。
しかし、私はその背景に広告やアフィリエイト目的の意図を強く感じています。
ビットコイン自体ではなく、それに関連する講座・ツール・取引所紹介などで利益を得ようとしている人が少なくないように見受けられます。
いわば、ゴールドラッシュ時代に一番儲けたのは、採掘者ではなくスコップを売った人たちだったという話と似ています。
情報に踊らされず、冷静な判断を
私自身、ビットコインの将来性については正直よく分かりません。
もしかしたら、今から投資して大きな利益を得る人も出てくるかもしれません。
でも大事なのは、他人の成功談や煽り記事に流されず、自分の頭で冷静に判断することだと思います。
仮想通貨に興味を持つのは悪いことではありません。
ただし、投資する前にしっかりと情報を集め、自分が何にお金を投じているのかを理解しておくことが大切です。

まとめ:ビットコインは「投資」か「投機」かを見極めて
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ビットコインの価格は大きく上昇してきたが、今後も上がるかは誰にも分からない
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私は「投資」と「投機」を分けて考え、投機には資金を投じない
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仮想通貨に対する煽り記事や広告誘導には注意が必要
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投資をするなら、自分の判断基準とリスク許容度を明確にしておくべき
仮想通貨の未来がどうなるかは分かりませんが、焦らず、冷静な判断を忘れないようにしましょう。
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