日経平均株価が2万9千円を割り込でしまいました。
本日、2021年3月4日の東京株式市場の日経平均株価の終値は、前日比628円99銭安の2万8930円11銭となりました。
ついに、2万9千円を割り込んでしまいました。下落率はマイナス2.13%です。
主な原因は米国の長期金利が再びの値上がりと言われています。
ただ、TOPIXだけを見ると-19.80ポイントの下げで、1,884.74ポイントとなっています。下落率はマイナス1.04%です。
日経平均株価の下落が大きいです。
やはり日経平均は、東証第一部上場銘柄のうち取引が活発で流動性の高い225銘柄に絞られているので、リスク分散を考えたら日経平均連動よりTOPIX連動に投資をした方が分散効果が高いです。
ちなみに、私は両方保有しているので本日は大きく資産を減らしていると思います。
(株)ファーストリテイリングが大きく下げた
本日、日経平均株価が大きく下げた要因の一つに、ユニクロで知られるファーストリテイリングの大きな下げがあります。(9983)
ファーストリテイリングは、本日の終値で、99,230円となり 前日比マイナス5,720円安で取り引きを終えています。下落率は、マイナス5.45%になります。
ユニクロとジーユー(GU)で、12日から価格を消費税を含む総額表示に変更すると発表しました。
しかも、ユニクロとジーユー(GU)は、商品本体の価格をそのままで、総額表示に変更するので、実質で9%の値下げを行うことになりました。
この発表を受けて株価も大きく下げた感じです。
日経平均株価は、このような寄与度が大きな会社の業績によって乱高下するので分散効果が弱いです。
やはり日経平均よりTOPIXかも知れません。
日経平均、TOPIX、S&P500、すべて下げ出している。
日経平均株価について書きましたが、最近は米国も含めた株価は下げ基調です。
もちろん、私は、日経平均、TOPIX、S&P500連動のインデックスファンドを実施しているので、影響はモロに受けています。
毎日のように資産は減り続けています。
しかも、私の場合、総資産の株式比率が高いので総資産に対するインパクトが大きいのです。
今まで上がってたからいいではないかとの声もあるかと思いますが、人は一度手にしたものを奪われるのは苦痛です。
例えば、給料がいつもより5万円多く振り込まれていて、今月多いなと思いながらも気にしないでいたら、後から間違てたので返して。と会社から言われたら、ヤメテくれーとなると思います。
そのような心境と同じなのです。
しかも、私は強気の予想をしてました。なので、今回の下落は想定外の下げです。
これがいつまで続くのか不安です。
言うのは簡単だけど実践は難しい
私はいつもリスク管理はしっかりした方が良いと言っています。
株価が暴落しても気にしないで坦々と配当再投資を繰り返すのがベストの選択。と書いて来ました。
この考えに間違いはないです。しかし、実践するのは難しいです。ついつい上げ相場になるとリスクを過度に取ってしまうものです。
夜にラーメンを食べると太ると分かっていても、ついつい食べてしまうのと同じです。
人には健康に気をつけろと言っても自分が守れないということは良くあります。
現金比率はしっかりと確認した方が良い。
私の今回の失敗は総資産に対する株式比率が高かったことにあります。なので、大きな下落が続くと資産を大きく減らします。
右肩上がりの時は、現金で保有していると機会損失をしてしまうと思ってしまいます。リスク管理がおろそかになってしまうのです。
欲に負けて、この上昇相場に乗らないと損をすると思ってしまうので、現金比率を下げてしまいます。
しかも、このようなリスクの取り過ぎは、大きく下落して気が付くようなものです。
最後に
少し前までは、株価が調子良かったです。なので、私のようにリスクを取り過ぎている人も多くいるのではないでしょうか。
今日、株価が大きく下げたので、今一度、リスクについて考える良い機会かも知れません。
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