全国の13.18%がアッパーマス層の世帯。上位、約22%の世帯。
以前に、野村総合研究所が2020年12月21日に発表した2019年の日本における純金融資産保有額の世帯別と資産規模を紹介しました。
そのときに紹介したピラミッド図ですが下図になります。
アッパーマス層というのはマス層の上に属して準富裕層の手前に位置します。定義としては、
・純金融資産の保有額が3,000万円以上5,000万円未満
を言います。
ピラミッド図はきれいですが、実際のグラフにるすと下図になります。
アッパーマス層になると急に下がるのが分かります。
庶民にとってはアッパーマス層は一つの壁
分かりやすくするために、立ててみました。
ピラミッドにはならないですね。明らかに比率が大きく減ります。
確かに純金融資産0円から29,999,999円までアッパーマス層になります。人口比で圧倒的多数を占めるのは理解できます。
なので、アッパーマス層は庶民にとっては、一つの大きなハードルかも知れません。
アッパーマス層以上からは何となくですが、順当な推移のグラフになります。野村総合研究所が純金融資産が30,000,000円未満の世帯に興味がないのでしょう。
もう少し、細かな分類をしてもよさそうです。ただ、公開はされていないですが、他に資料があるのかも知れません。しかし、発表内容からは分かりませんでした。
アッパーマス層は現実味がない数値とは言えない。底辺サラリーマンでも目指すことが出来る数値。
アッパーマス層は金額にすると、30,000,000円以上の純金融資産が必要です。なので、大きな金額と言えます。しかし、長い年月をかければ達成できない数値ではないと思います。
年間、100万円を貯金していっても30年で達成する金額です。サラリーマンなら定年までに貯めることが可能です。
しかも、これは私のような底辺サラリーマンのことを言っています。
これが、それなりのエリートサラリーマンや夫婦共働きで資産形成すれば、もっと短い期間で達成が可能です。
そう考えると庶民にとっては達成が難しいですが、平均的なスペックの人なら楽に達成できる金額と言えます。
インデックスファンドで積み立て投資をして期間短縮
私のような凡人でもアッパーマス層に達成するのは、計算上わかりました。
ただ、年間、100万円を30年間も貯金し続けてやっと達成できる金額と考えると途方もない道のりと思います。
なので、一番最善策はインデックスファンドに投資をして配当再投資を繰り返すことがベストです。
そうすると複利の効果も手伝い資産形成のペースを上げることが可能です。ただ、間違っても途中で焦ってリスクの高い投資商品に引っ掛からないことです。
今年の目標はアッパーマス層になること。
今年の目標はアッパーマス層になることを掲げました。私も30代半ばからコツコツと貯蓄と投資をして、もうすぐアッパーマス層に届きそうなところまで来たのです。
ただ、私の目標は株価の上昇頼みという、少し情けない目標の立て方です。しかし、数値が見えて来ただけでもありがたいことです。
なので、目標を無事達成して底辺サラリーマンでも、アッパーマス層に到達できることを証明したいと思っています。
最後に
アッパーマス層に到達すると、日本の全世帯の上位22%以内になります。ただ、上の数値は2019年の数値です。
現在は、日本全体の金融資産が増えていますので、アッパーマス層に到達しても上位25%に入れるか?というぐらいでしょう。
ただ、それでも4人中、1人の割合の中に入れます。
私の人間的なスペックは4人中、1人の中に入れるスペックをしていません。平均以下の人間です。
なので、達成すると、少しですが誇れることを手にすることが出来ると考えています。
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