アッパーマス層とは?まずは定義を知ろう
2025年2月、ついに「アッパーマス層」に到達しました。資産形成を始めてから約13年かかりました。
そもそも「アッパーマス層」とは、野村総合研究所が定義する純金融資産による階層分類の一つで、純金融資産が3,000万円以上5,000万円未満の世帯が該当します。
他の階層もあわせて見てみましょう。
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超富裕層:5億円以上
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富裕層:1億円以上~5億円未満
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準富裕層:5,000万円以上~1億円未満
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アッパーマス層:3,000万円以上~5,000万円未満
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マス層:3,000万円未満
アッパーマス層は、全体の上位約25%に位置する層です。世帯収入の高い共働き世帯やエリート会社員にとっては到達しやすいかもしれませんが、私のような「底辺サラリーマン」にとっては簡単な道ではありませんでした。


アッパーマス層に到達するまでにやったこと
私が実践したのは、大きく分けて以下の2つだけです。
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節約
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投資

固定費を中心に節約
節約は最も効果がありましたが、細かすぎる節約はしていません。電気代や水道代のような変動費は、気にしすぎるとストレスになるため、節約対象から外しました。
代わりに、固定費の見直しに注力しました。具体的には以下のような取り組みです。
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生命保険は掛け捨てに変更
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車は持たず、必要な時だけタクシー利用
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移動は原付バイク or 公共交通機関
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持ち家は買わず、賃貸を選択
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携帯電話はY!mobileに乗り換え
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新聞購読はやめる
また、日常の変動費についても無理のない範囲で意識しました
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ポイント還元のある店での買い物
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コンビニや自販機を極力使わない
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外食を控え、弁当を持参
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家族との外食もメリハリをつけて
特に1か月1万円の節約は、年収を12万円アップさせるのと同じ効果です。これを投資に回せば、さらなる資産形成につながります。

投資はインデックスファンドにシフト
投資は積極的に行ってきました。当初は個別株に手を出し、値動きに一喜一憂して失敗したこともありました。
しかし、途中からインデックスファンドにシフトしてからは、着実に資産が増えていきました。
インデックスファンドの良いところは、値動きをあまり気にしなくて済むことです。普段の生活に集中し、支出を見直すことに時間を使う方が効率的だと気づきました。
まとめ:まずはアッパーマス層を目指そう
アッパーマス層は、まだ「お金持ち」とは言えないかもしれません。しかし、マス層を抜け出して、資産形成のスタートラインに立った状態です。
私のような凡人サラリーマンでも、13年コツコツと取り組むことで到達できました。
これから資産形成を始めようとしている方は、まずはアッパーマス層を一つの目標にしてみてください。節約とインデックス投資を組み合わせることが、堅実な成功への近道です。
私自身は、次なる目標である「準富裕層(5,000万円以上)」を40代のうちに目指して、これからもコツコツと努力を続けていきます。
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