投資

【結局どれが正解?】インデックス・高配当・個別株を18年試した私の結論

 どの投資スタイルを選べばいいのか?迷うのは当然です

投資を始めると、必ずと言っていいほどぶつかる壁があります。
それが「インデックス?高配当?個別株?結局どれがいいの?」という疑問です。

私自身、18年前に投資を始めた当初、この3つの選択肢で何度も迷いました。
情報を集めては実践して、失敗し、またやり直して——。今は9割インデックス投資に落ち着いていますが、ここに至るまでには試行錯誤の連続でした。

この記事では、それぞれの投資スタイルの特徴・メリット・デメリット
そして、**私自身の実体験に基づいた「使い分けのコツ」**をお伝えします。

それぞれの特徴と向き・不向き

 インデックス投資

  • 特徴:市場全体に分散投資。S&P500や全世界株式などの指数に連動する投資信託やETF

  • メリット:ほぼ放置でOK、コストが安くて手間いらず、長期投資に向いている

  • デメリット:短期では増えない。暴落時でも積み立て続ける「精神力」が必要

👉 向いている人:忙しい人・手間をかけたくない人・投資初心者

 高配当株投資

  • 特徴:年間3〜5%の利回りを目指す国内外の個別株に分散投資

  • メリット:配当金という「実感できる収益」がある。FIREやセミリタイア層にも人気

  • デメリット:業績悪化や減配リスクがある。インカムを狙いすぎて成長性を失うことも

👉 向いている人:配当金で生活を安定させたい人、キャッシュフローを重視したい人

個別株投資

  • 特徴:1社ごとに成長性や財務状況を調べてピンポイントで投資

  • メリット:うまく当たればリターンが大きい。投資の「面白み」がある

  • デメリット:分析や情報収集が必要。予想外の下落で大損するリスクも大きい

👉 向いている人:企業分析が好きな人、値上がり益を狙いたい中・上級者

私自身の投資体験談:迷いながらたどり着いた「今の形」

私は、50代の会社員で、妻と子ども2人(高校生・中学生)がいる4人家族です。
親は介護施設に入所しており、毎月費用がかかります。持ち家ではなく賃貸。
そんな家庭状況の中、18年間コツコツと積立投資を続け、現在の資産は約7,000万円です。

当初は「個別株」で始めました。景気回復期の波に乗れた時期もありましたが、リーマンショックでは大きな損失を出しました。
その後、「高配当株」中心に切り替えた時期もありましたが、減配や業績悪化の影響を受け、安心できないと感じました。

最終的にたどり着いたのが「インデックス投資」。
精神的に楽で、家族のイベント(教育費・介護費)と両立しやすい。何より、暴落時にも“何もしない”ことで結果的にリターンが得られました。

ライフステージ別・目的別で考えるおすすめ構成

すべてを1つに絞る必要はありません。
むしろ「使い分ける」ことで、心の安定と資産形成のバランスが取れます。

状況 おすすめの比率
若年層(20〜30代) インデックス:70%、個別株:30%(勉強と経験を兼ねて)
教育費ピークの40〜50代 インデックス:80%、高配当:10%、個別株:10%
退職後・取り崩し期 インデックス:60%、高配当:30%、現金:10%

投資のゴールは「資産を最大化すること」ではなく、生活の不安を減らすことだと私は思います。

まとめ:どれが正解ではなく、どれが「自分に合うか」

  • インデックス投資:誰でも実践しやすく、続けやすい王道

  • 高配当株:「配当金」という安心感がほしい人向け

  • 個別株:値上がり益や分析が好きな人向け。ただしハイリスク

私自身は現在、インデックス投資が9割。残りを楽しみの範囲で高配当株や個別株に回しています。
これは私の性格や家計状況、家庭環境に合っているからです。

読者のみなさんも、正解を探すより、「自分が続けられる投資法」を見つけてほしいと思っています。
迷いながらでも、続けていれば必ず見えてくるものがあります。私がそうだったように。

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