長期投資家にとって、日々の株価に対しての騰落情報は不要。長期投資家が大切にするべき情報とは。

長期投資家にとって、日々の株価の値動きは参考にならない。

株価は日々、上がり下がりします。日経平均株価やダウ平均株価が大きく動いた時には、ニュースなどでも関連情報として取り上げられます。

よく言われるのが、

など、だいたい取ってつけたようなコメントが添えられます。

選挙などの大きなイベントで株価が変動するのは必然です。しかし、長期投資家にとって、これらのニュースによって投資行動を変えることはありません。

また、短期的な株価の変動の要因をしらべてもあまり意味がないのです。

基本的に、これらのニュースを聞いたり調べたりするのは時間の無駄です。変動要因が分かったところでパフォーマンスに何も影響をしません。

インデックスファンドの長期投資メリット。

インデックスファンドへ長期投資をするメリットは長期的な経済成長に投資していることにあります。

インデックスファンドへ長期投資するメリットは主に

ことにあります。

これらのメリットを享受しようとすれば、日々の株価の変動は意識する必要がないのです。

チャート分析な無駄

投資家の人でもっと無駄に感じるのかチャート分析です。チャート分析をして大きな利益を上げている人はいますので、完全に否定はしません。

しかし、一般の素人がチャート分析をして騰落を予測できるようになるには、相当な労力と勉強が必要です。

投資が趣味だったり仕事だったりする人はチャート分析を止めません。しかし、一般のサラリーマンや投資が仕事でない人にはチャート分析をおすすめ出来ません。

チャート分析をする時間がもったいないです。それをするぐらいなら本業の勉強をした方がよっぽどリターンが大きいと思います。

経済アナリストの予測も不要

経済アナリストの経済予測についても気にしなくて大丈夫です。彼ら（彼女ら）の経済予測は仕事としてやっているだけです。

経済予測など当たらないものです。恐らく、アナリストの人も分かっていながら経済予測をしているだけだと思います。

メディアなどに頼まれて予測を行い原稿料なり出演料を稼いでるのです。ちょっとした占いと同じです。

年末になれば、来年の日経平均株価の予測が行われ、オリンピックなどの大きなイベントが行われる時の個別銘柄予測が行われます。

これは、当たることもあれば外れることもある、単なる予測情報です。これを鵜呑みにして投資行動に出るのは考えた方がいいです。

ちなみに、私は過去、投資雑誌で新生銀行がこれから大きく伸びると予測している記事を見たことがあります。

記事の詳細は覚えていないですが、妙に納得した覚えがあります。記事を書かれていた人も覚えていないですが経済評論家の人だったと思います。

さすがに記事を書かれたのがプロですから説得力があり、新生銀行の株を購入してしまいました。

そしたら、すぐに半額以上の下落を経験したことがあります。苦い経験です。

長期投資家にとって必要な経済情報は。

短期的な動きに対する情報や個別銘柄の情報は当てになりません。なので、それにより投資行動を変える必要はありません。

知識として情報をインプットするぐらいが丁度良いのだと思います。

国の政策については見ておいた方が良い

ただ、長期投資家にとって必要だと思う情報は政府の動きです。国の政策は経済に大きな影響を受けます。

主に意識したい情報は、

などです。

これらの情報はしっかりと確認しておいた方がいいです。

基本的に国の政策に逆らった投資行動はしない方が賢明です。なので、国の政策の動きのニュースはしっかりと確認しておいた方がいいです。

それで、大まかな予測をするのは良いかと思います。これらのニュースを見て投資行動を大きく変える必要はないですが、今後の景気動向の参考にはなります。

今後、景気が冷え込む方向に向かいそうだと思えば、節約を強化して現金比率を上げるなどの対策が出来ます。

自分のリスクを図る意味でも大切な情報だと思います。

最後に

日々の株価の動きのニュースは気にしなくてよいと冒頭で書きましたが、情報としてインプットしておくことは大切です。

分析や深追いをして投資行動に影響させなくて良いというニュアンスで書いております。

ただ、基本的な経済の知識としての理解は必要です。ダウ平均株価や為替が円高に振れた時に、なぜ、そのように結果になるのかは考えたておいた方が良いです。

そうして長期的な観点も考察していけば頭の体操になります。

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