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FX(外国為替証拠金取引)はギャンブルなのでやらない方がいい。

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FXは投資でなく投機なので素人がやるものではない。

FX(外国為替証拠金取引)は投資ではないので気をつけて下さい。FXは為替の上がり下がりに掛けて勝負する投機です。

まさにゼロサムゲームです。そこに介在するものに生産性などありません。

最終的には手数料分だけ損をする

現物の価値が上がるか下がるかの判断なので、掛け続けると限りなく勝率が50%になっていきます。

そうすると損も得もしないかと思いますが、手数料分だけ損をしていきます。なので、得することはないのです。

投資と投機の違い。ゼロサムゲームに投じるのは投資でなく投機です。リスクとリターンが合わない。投機を投資と勘違いしている。 投資と投機を混同している人が多くいると思います。 FX(外国為替証拠金取引)は投資ではない とく...

FXは情報が多い方が有利です。

FXは、まさにギャンブルと同じです。また、ギャンブルに挑む相手が強烈なプロフェッショナル集団です。

価格に対してお金をかける情報戦

ゼロサムゲームだとリスクプレミアムを手にするわけでないので、長期で保有していたら儲かるという話ではないです。 常に損得はゼロです。

なので、このような場合はどっちに動くかを予測するだけなので情報量が多いほど有利です。 何か新しい情報が常に入る状況でないと勝つのは難しいです。

インターネット社会なので情報は広く一般人にも伝わるので、情報優位性は少ないと思われがちですが、ネットに上がる前の情報を知る人もいます。

また、ネットの情報は嘘や真実に乏しい情報も流れるので、確実な情報にアクセスできる人が 圧倒的に有利になるのです。

FXはレバレッジをかけないと儲からない。

FXはレバレッジをかけることが前提になっています。個人投資家の少額な資金で、為替取引に参加しても、レバレッジをかけないとまったく儲かりません。

通常時の為替変動は何銭単位で動いています。

そこで個人が参加してもほとんど儲かりません。

そこで、レバレッジという手法を使えば手持ち資金の何倍ものお金をかけることが可能になります。

これが恐らく多くの人が魅力に感じる部分だと思います。

同じ金額でもレバレッジをかけると儲けが増える

たとえば、100万円をレバレッジ10倍でかけると1000万円の通貨を買うことが出来ます。

レバレッジをかけないで予想が的中しても、手持ち100万円のお金で1万円分増えても1万円しか利益がでません。

だが、10倍のレバレッジをかけると手持ち100万円は変わりませんが、同じ予想の的中なのに、利益は10万円になって返ってきます。

これだけ聞けば魅力的です。

しかし、逆に損をしたら10倍分損をしてしまいます。

当然ですよね。 ※FXのレバレッジについてはいろいろと解説されているサイトがありますので、ここでは細かく解説致しません。

FXはギャンブル性が強いので規制も強化された

なので、FXはリスクの高いギャンブルなのです。

最近のFXはレバレッジ規制が入り25倍までしかかけれません。しかし、昔は200倍とかかけれる業者もありました。

しかし、あまりにも悲惨な状況に追い込まれる人が多くなったので、金融庁からの規制が入りました。それにより、2011年8月から上限が25倍までとなっています。

しかも、今後は10倍になるとも言われています。なので、今でもよっぽど被害が大きいのかも知れません。

為替はいきなり大きな変動を起こす。

為替は通常、何銭単位でしか値動きがしないと言いました。しかし、ある日突然大きく動くときがあるのです。

その時に高いレバレッジをかけていたら、元本を一瞬で失います。

通常、元本がある一定のパーセンテージを下回ったら強制的にロスカット(強制的に売られる)されます。

ロスカットで借金になる可能性もある

なので、完全にゼロになることはないと思われている人がいます。

しかし、実は大きな変動の時は強制ロスカットが間に合わず、更に下げてからロスカットされる場合があるのです。

その時は元本を失うどころか 借金を抱えることになってしまいます。

その逆だと大きく儲かります。

だけど、そんなに上手く行きません。

仮に儲かったとしても、次の変動で大きく損をする可能性が十分あるのです。

FXはそのような世界なのです。

FXは損をするまでやめられない。

FXは損をするまで続けてしまうゲームなのです。人は一度、勝ってしまうと、次も次もとなってしまうものです。

リスク管理をしっかりして レバレッジを少なくすれば良いのですが、勝っていると逆に高くレバレッジをかけたくなるのです。それが人間の心理です。

FXの依存状態になると抜けれない

そして、もっとも大きな問題はこの興奮を覚えてしまうことです。

ギャンブルもそうですが一度、この興奮を覚えると常に為替にポジシャンを持っておきたくなるそうです。

FX用語でポジポジ病という言葉があります。これは、常にポジションを持っていないと落ち着かない状態におちいることを言います。

ポジションを持っていないときに、為替のニュースなどを見ていて、自分が予想した通りに変動したら損をしたと心理的に思ってしまいます。

こうなったら依存症です。

もう、破産のカウントダウンが始まったと思っていいいでしょう。なのでFXはやめましょう。

最後に

最終的にFXをやるかやらないかは個人の自由です。

なので、リスク管理をしっかりして、儲かると思ったらやってみてもいいかも知れません。為替の世界も面白いので。

その代り破産には注意して下さい。

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