節約・家計管理

飲み会を減らしたら資産が増えた|教育費ピーク50代の付き合い方改革

昔の私は、誘われるままに飲み会へ行っていました。50代の平社員、賃貸暮らし。妻はパート、子どもは高校3年と中学2年。教育費が重い時期なのに、仕事帰りの「一杯だけ」が積み重なっていく。総資産は8,000万円台まで来たとはいえ、油断すると減るのも早い。そこで数年前から、飲み会を“減らす”方向に舵を切りました。

結論から言うと、資産が増えたのは「節約」だけが理由ではありません。時間・体調・判断力が戻り、投資の継続がラクになった。これが一番大きかったです。飲み会をゼロにしたわけでも、ストイックになったわけでもない。「付き合い方の設計」を変えたら、結果としてお金も増えた。今日はその話を書きます。

飲み会が家計を削るのは「会費」だけじゃない

飲み会の出費は分かりやすい。1回5,000円として月2回で1万円、年12万円。家族4人の外食や、子どもの教材費に回せる金額です。けれど本当の敵は、会費以外の“見えないコスト”でした。

二次会・タクシー・翌日の浪費まで含めると高い

一次会だけならまだしも、二次会に流れると財布の紐が緩みます。タクシーで帰ればそれだけで数千円。翌日は寝不足で「今日はご褒美」とコンビニに寄り、昼も外食に。たった1回の飲み会が、翌日まで含めると1万円コースになることもありました。会費に目が行きがちですが、総額で見ないと危険です。

現金払いが多く、家計簿に反映されにくい

もう一つの落とし穴は、飲み会が“現金決済”になりやすいこと。キャッシュレスだと履歴が残りますが、割り勘で現金を出すと、支出が見えにくい。私は家計の見直しをした時、クレカ明細には出てこない「ちょこちょこ現金」が意外と多いと気づきました。飲み会はその代表格でした。

投資面でも「余計な売買」を誘う

さらに投資面。飲み会の翌日に「相場が気になって余計に触る」リスクが上がります。疲れていると、短期の値動きに反応してしまうんですよね。私はレバレッジや信用取引はしませんが、それでも“余計な売買”は増えがちでした。長期・分散・低コストの方針を守るには、体調とメンタルの安定が大事だと痛感しました。

私が減らしたのは「全部」ではなく、3種類だけ

飲み会をゼロにしようとすると、人間関係がギスギスします。私がやったのは「残す飲み会」と「やめる飲み会」を仕分けすること。やめたのは次の3つです。

1つ目は、目的がない“惰性飲み”。「なんとなく行く」「流れで行く」は、だいたい後悔します。2つ目は、参加メンバーが多すぎる飲み会。誰と何を話したかも薄くなり、コスパが悪い。3つ目は、終電を越える深夜コース。翌日の損失が大きすぎます。

逆に残したのは、歓送迎会など“節目の場”と、少人数で価値が高い場(仕事の相談ができる相手、気の合う同年代など)。この2つだけに絞ると、飲み会は自然に月1回程度まで落ちました。重要なのは「減らす基準」を先に決めておくことです。迷うから断れない。基準があると断りやすい。

私のルール:月の上限と「一次会だけ」宣言

私の場合は、月の飲み会は“最大1回”を基本にしました(歓送迎会シーズンは増えるので、翌月にゼロを作って帳尻を合わせる)。そして参加する時も「一次会だけ」の前提で動く。これを自分の中で“当たり前”にすると、二次会の誘いを断る罪悪感が減ります。行く・行かないだけでなく、「どこまで付き合うか」を決めるのがコツです。

角が立たない断り方は「先に予定」を入れる

断るのが苦手な人ほど、当日になって断ろうとします。でも当日は空気に負ける。私が使っているのは「先に予定を入れている」スタイルです。

・今日は家の用事があって。次の機会にします
・明日が早いので一次会だけなら(または今日は難しいです)
・最近体調管理を優先していて、飲みは控えてます
・代わりに来週の昼、30分だけコーヒーどうですか

ポイントは、相手を否定しないこと。飲み会自体を悪く言うのではなく、「自分の都合」を淡々と伝える。さらに代替案(ランチ・コーヒー)を出すと、関係が切れません。私も最初は気まずかったですが、2〜3回やると周囲も慣れてきます。むしろ「最近来ないね」と言われなくなる。

“断れない人”がやりがちなNG

私が昔やっていた失敗も書いておきます。「行けたら行く」「また連絡する」は、結局ズルズル行く流れになります。断るなら、早めに、短く。長文で言い訳を並べるほど相手も返しづらいです。短く終わらせた方が、むしろ優しい。

浮いたお金は「使い道」を固定して初めて増える

飲み会を減らしても、浮いたお金が別の浪費に消えたら意味がありません。私は、浮いた分を“自動的に”資産側へ回す仕組みにしました。

具体的には、(1)生活費3か月分以上の現金は死守、(2)それを超えた分は新NISAの積立に回す、(3)特別支出(子どもの行事や家電買い替え)が見えたら、先に別口座で確保。これだけです。飲み会を減らして浮いた月1万円が、そのまま積立額の上乗せになる。小さく見えますが、1万円×12か月×10年で120万円。相場次第で増減はありますが、「続けられる仕組み」は裏切りません。

私は“財布”で管理した:飲み会用の上限を決める

もう一つ効いたのが、飲み会予算を“見える化”すること。月の上限を決めて、そこから出す。上限に達したら翌月までゼロ。これをやると、「今月あと何回行けるか」が即答できるようになります。誘いに対しても「今月は予算を使い切ったから」と言えるので、断る理由が“自分のルール”になります。

飲み会を減らしたら「時間」と「信用」も増えた

飲み会を減らすと、意外な副産物がありました。まず、夜の時間が増える。帰宅後に子どもと少し話す余裕ができ、翌朝もスッキリ起きられる。休日に寝だめして潰すことが減りました。教育費がかかる時期は、家の空気がピリつきやすい。だからこそ、家にいる時間の“質”が上がるのは大きいです。

もう一つは、仕事の信用。飲み会が多いと、遅刻やミスのリスクが上がります。逆に、飲み会を絞ってコンディションが安定すると、淡々と仕事を回せる。私のような役職なしの立場は、派手な成果より「ミスらない」「期限を守る」の方が効きます。結果として、職場の居心地がよくなり、余計なストレス買いも減りました。

“飲みニケーション”は形を変えれば残せる

飲み会を減らすと「付き合いが悪い」と思われそうで怖い。これは分かります。でも、関係を保つ方法は飲み以外にもあります。例えば、昼休みに10分だけ雑談する、出社前にコーヒーを一杯だけ一緒に飲む、帰り道に駅まで歩きながら話す。短時間でも接点を作ると、距離は保てます。私はこの方が、むしろ相手の話をちゃんと聞けるようになりました。

飲み会削減の落とし穴:空いた時間をスマホと浪費で溶かさない

飲み会を減らすと夜が空きます。ここで油断すると、動画をだらだら見て夜更かし→翌日眠い→またコンビニ、という別ルートの浪費に変わります。私は「帰宅後の30分だけやること」を決めました。風呂、軽いストレッチ、翌日の弁当や持ち物の準備、投資の積立設定の確認(触りすぎない範囲で)。たったこれだけでも“整った感”が出て、無駄な買い物が減りました。節約は気合いより、習慣の置き換えが効きます。

ちなみに、飲み会を減らして一番喜んだのは家族でした。私が酔って帰る回数が減るだけで、家の空気が穏やかになる。子どもの予定が急に入っても対応しやすい。こういう“家庭の安定”が、結局は投資を続ける土台になります。

まとめ:飲み会は「減らす」で十分。ゼロにしなくていい

飲み会は悪ではありません。人間関係の潤滑油になる場もあります。ただ、教育費が重い50代は、全部に付き合う余裕はない。私がやってよかったのは、(1)やめる飲み会を3種類に限定、(2)断り方をテンプレ化、(3)浮いたお金の行き先を固定、(4)月の上限を見える化、の4つでした。

資産形成は、特別な才能より「ムダを減らし、続ける環境を整える」こと。飲み会を減らして増えたのはお金だけじゃなく、時間と体力と平常心でした。もし今、飲み会が多くて家計が苦しいなら、まずは月1回減らすところから。そこから景色が変わってきます。

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