マンション建築ラッシュが続いていますが、街づくりがしっかり計画されていないと悲惨なことになる。
アベノミクスの効果や東京オリンピックなどによる建築費アップによるマンション価格がここ数年上昇してきまいた。タワーマンションもたくさん建てられて最上階などは富裕層に人気になり数億円の値段までついています。しかし、武蔵小杉などではマンションが建ちすぎて急激な人口増加による弊害も起きています。保育所不足や武蔵小杉駅の改札に行くだけでも長蛇の列になっているといいます。また、大きなマンションが建つことでビル風もひどく、街の景観も損ねてしまっています。なので、もともと住んでいる地元の人にとっては本当に迷惑なことだと思います。大きなビルが建つと日照にも影響するので大迷惑をこうむっている人も多くいるでしょう。
マンション購入するときは将来の街並みも想像するべき
しかし、この問題はもともと住んでいる人だけでなく武蔵小杉のマンションを買った人にも影響します。何の街づくり計画もなくマンションが乱立しているところのマンション買うのは危険です。いろいろな行政サービスも追いつかず、改善されるまでに数年はかかると思ってもいいです。また、タワーマンションなどは築年数が経ち修繕するにも相当なお金がかかります。通常のマンションよりもお金がかかるのは間違いないでしょう。主に富裕層が購入しているので経済的には問題ないと思いますが、恐らく修繕積立金で積み立てている以上のお金がかかる危険性があります。なので、実際に修繕に入るときには追加で修繕費を徴収されることになりかねません。
中古マンションを購入する時は管理組合や修繕積立金の積立額を確認する必要がある。
中古マンションを購入する時に気をつけないといけないのが、そのマンションの管理組合がしっかりしているかはきっちり確認しておいた方がいいです。しっかりと修繕計画や積立金の管理がしっかりとやられているかは重要なポイントです。
慣習的に徴収されている会費は横領されている可能性もある
少し話はそれますが、何とか組合費とか町内会費など、当たり前のように徴収されている会費関係は気をつけた方がいいです。意外と徴収されている方は当たり前のように払っているので、使い道を気にしていないケースが多いです。ずっと慣習のように徴収されているので気にならなくなるのでしょう。しかし、このような監視が甘い会費関係は不正利用されている場合が多いです。新聞やニュースなどでたまに個人の経理担当などがが会社の金を数十年にわたり横領してトータルの被害額が数十億円などの報道をたまに聞くと思います。このような報道を聞くと、よく何十年も気がつないものだよ。とか、管理がずさん過ぎるよ。と思われると思います。しかし、実際は会計処理をする担当が何十年も同じ担当だとしたら起こりえます。信用しているとかではなく帳簿上、数値が合っていたら細かなチャックは通常しません。するとしたら会計監査が入った時ぐらいではないでしょうか。なので、会計監査が入った時にバレるパターンが多いです。しかし、このようなケースはニュースに取り上げられるケースです。実際は少額なお金でニュースにはならないが、会費などを管理をしている担当がお金をごまかしているケースは多くあります。また、管理がずさんなのでバレてないケースも多くあると思います。会社と違いプロの会計監査人が監査に入るわけでもないので、なかなかバレません。少し話がそれましたがマンションの管理組合も気をつけた方がいいです。しっかりと会計監査体制が整っているかも重要です。また、一人の人が長年にわたり管理してる場合も危険なので、その辺も確認しておいた方がいいです。
新築マンションを購入する時も修繕積立金が低すぎないか確認するべき
マンションで購入する時に価格も重要ですが、修繕積立金がどうなっているかはとても重要です。新築マンションを購入する時には修繕積立金の額が低く設定されているのがほとんどです。何年か毎に積立額が上がっていく仕組みではありますが、それでも設定金額が安いようだと購入するのはやめておいた方がいいです。修繕する時に積立不足が発生しても追加である程度払えるから大丈夫と思ってもダメです。マンションの住人全員が同じように支払えるとは限りません。そのような時は修繕に反対されたり部分的な修繕しかできなくなりマンション価値がどんどん下がってしまいます。なので、はじめから修繕積立金を安く設定されている場合はリスクがあると考えていいです。
中古物件価格になかなか反映されない管理組合の管理体制や修繕積立金の積立額
中古マンションなども気をつけた方がいいです。修繕積立金の積立額や管理組合の管理体制などは中古マンション価格に反映されません。なので、同じような条件で同じような広さの物件でも修繕積立額が少ない物件としっかりと積み立てられている物件でも価格はだいたい同じ価格帯で販売されています。同じような物件なら修繕積立金の積み立て額と修繕計画がしっかりしている物件を購入するべきなのです。また、マンションの構造も見ておいた方がいいです。レンガ張りのマンションやタワーマンションなどは修繕する時にお金が通常より高かったりします。景観やおしゃれを意識しているマンションはそれだけ修繕にもお金がかかることは覚悟しておく必要があります。兎も角、修繕積立金や積立額が少ないマンションは買ってはいけません。
