インデックスファンドの積立投資はつまらない。投資を合理的に実施するのとは別に、楽しむための投資もおすすめします。

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投資は長期投資が基本で短期売買はやらない方が得

投資の基本は分散投資と長期保有と言うことは何度も書いてきました。こちらは投資の本質からしても理にかなっています。投資と言うのは生産活動に資本というかたちで参加する行為なのです。なので、資本を投資ししたら経営者たちが、その資本を利用して生産活動を行い儲けから利益を享受するのです。そのように考えると資本を投資したら儲けるまでの時間が必要です。株価の値上がり益を手にする為に売り買いを繰り返すのは生産活動に投資しているというよりゼロサムゲームに参加しているのと同じことです。単純に手数料と税金分だけ損をしていきます。よっぽど自分が市場参加者の動向を読む力があると確信しない限り、短期売買はやらない方が良いです。

予測不能な株価に対してリスクを下げる方法は分散投資

株価は誰もが予測不能です。急な暴落が起こる可能性があるし、逆に急騰することもあります。個別株で投資している人はこのリスクが複数株に投資している人より大きくなります。例えばある食品会社一社に集中投資をしていたとします。もし、その食品会社が食中毒などを出せば一気に株価が暴落するのが確実です。しかし、この食品会社とは別に食中毒に効く薬を販売している薬品会社にも投資をしていれば薬品会社の株価は上がる方向に働きます。これは極端な話をしていますが、複数会社にリスク分散することは予測不能でコントロール不可能な株式市場に対して唯一、リスクをコントロールできるのです。投資格言で「卵は一つの籠（かご）に盛るな」と言われているのがこのことになります。

少額でも分散投資が出来るのがインデックスファンド

分散投資が重要と分かっているが、投資資金が少ないと複数銘柄に投資出来なと思われると思います。しかし、投資商品には始めから複数に分散されたファンドを商品として売られています。この複数分散されて市場の平均に連動したかたちで投資が出来るファンドがインデックスファンドとなります。このサイトでも何度か紹介しましたが、少額でも分散できるので利用しない手はないでです。

私が購入しているインデックスファンドは、

　・ｅＭＡＸＩＳＳｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）

です。。ニューヨーク証券取引所、NYSE MKT、NASDAQに上場している銘柄から代表的な500銘柄の株価を基に算出される、時価総額加重平均型株価指数に連動しているインデックスファンドになります。正直に言ってアメリカ株に分散投資できて長期保有していればリスクとリターンを考えた場合、個別株を購入するより合理的です。なので、特に何の知識もない人は黙って「ｅＭＡＸＩＳＳｌｉｍ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）」のファンドに積立投資をしていれば投資のプロに匹敵するぐらいのパフォーマンスを上げることが出来ます。

どうして人は株式投資で失敗してしまうのか

インデックスファンドに投資をしていればプロにファンドマネージャーに匹敵するぐらいのパフォーマンスを上げることが可能です。しかも、株式投資の何の知識も必要なく黙って積立投資をするだけでいいのです。これは投資界の常識ですがアクティブファンドの運用パフォーマンスはインデックスファンドの運用パフォーマンスより劣っているのです。そう考えると、なぜ人は株式投資で失敗するのでしょうか。それは自信過剰です。自分は銘柄選定が出来ると思い個別株に投資してしまったり、将来伸びる業界や業種を信じて集中投資してしまうからです。これは当たれば確かに短期間で大金を手に出来る可能性があります。なので、投資をギャンブルのように考えて投資をしてしまう人が現れてしまうのです。

インデックスファンドにの積立投資はつまらない

インデックスファンドに積立投資を愚直に続けることは意外と難しいです。何と言ってもつまらないです。特に予想する分けでもなく何も考えずに坦々と積み立てて行くだけなので面白味などありません。なのでついつい自分の予想した銘柄に投資してみたり、ゼロサムゲーム的な投資をしてしまうことがあるのです。しかし、インデックスファンドの方が運用パフォーマンスが良いという現実があります。

個別銘柄投資やゼロサムゲーム的な投資が嫌いなわけではない。逆に好きです。

理論的に言ったらインデックスファンドに投資する方が合理的ですしパフォーマンスも良いはずです。しかし、人間は合理的に生きている分けでなく時には楽しみも欲しいものです。私もまったく個別銘柄投資に興味がない分けではありません。これは儲かるのではないかと思ってギャンブル的な投資をすることもあります。正直に言えばこちらの方が刺激があり楽しいのも事実です。