節約

細かな節約は逆に生産性を下げる場合がある。自分の生産性や時間を考えて節約する。パートナーに対する無理な節約要求は無形のコストを損失している場合がある。

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無理な節約は継続しないし過度なストレスになります。日常的な節約は大雑把で大丈夫。

多くの人はたくさんお金を稼ぎたいと考えていると思います。人は一生懸命仕事をしてより豊かな生活を目指すものです。また、それが仕事のモチベーションにもなります。

人に喜ばれる仕事を常にしていても報酬がずっと同じなら、頑張る気力がなくなってきます。これはを納得して頂ける方は多いのではないでしょうか。それと同じでずっと我慢のような生活を続けていたら日々の仕事に対して悪影響を及ぼします。

人は豊かな暮らしを求めてより多くの報酬を得ようとすることは自然のことです。それを貯蓄や節約のために我慢や倹約を続けるのは副作用が大きいです。その節約や倹約を我慢するより仕事を頑張った方がより生産的な場合が多々あります。なので、私はこまかな節約はあまりおすすめしていません。どちらかと言うとこまかなお金は神経質になるより気にせずに使ってしまった方がいいです。

多くの節約方法の紹介は細かな節約を推奨している。

節約方法などの紹介で細かな節約を説いている人を多く見かけます。しかし、その労力を使うより更に稼ぐ方向の労力を費やした方が生産的な場合もあります。わずか数百円安い買い物をわざわざ遠くのスーパーまで買いに行くことなどは典型的な例です。そのようなことに労力を費やすなら時間を節約してよりクリエイティブな活動に力を入れた方が賢明です。クリエイティブなことが出来ない人でも勉強などの時間に費やした方がより将来の投資になります。

ネット通販の送料もあまり気にしない方がよい。

インターネット通販などでも〇〇円以上送料無料となっていた場合、直近に必要がなくても消耗品など、いづれ必要になる物をついでに購入して送料無料にする人もいます。一見、節約に見えますが直近に必要がない物を買うことは意外と無駄です。

家庭内でも在庫は極力少なくしておいた方が経済的なのです。ただ、非常用に保管して置くことは別です。家庭でも日常品などの在庫は極力少なくしてキャッシュフローをよくしておくのが賢明です。

実生活においては自分の節約に対する労力を意識しましょう。

なので、実店舗で購入して購入品を運搬するコストを考えれば若干の送料は支払っても問題ない場合が多いです。 しかし、勘違いして頂きたくないのは細かなお金については無駄遣いしても良いといっている分けではありません。自分の普段の生活を営むことに対してストレスになるような節約は極力避けた方が良いのです。細かなお金を使うことがストレスになるという貯蓄体質の人は別として、一般的に意識をしながら節約をされている方は気をつけた方が良いです。

その節約方法が生産性や仕事に対するモチベーションを下げかねないです。特に自分に対する時間を何に浪費しているかはとても重要です。一生懸命節約することに注力して自分の労力を多大にかけていては本末転倒です。

生活においての節約は固定費を見直すことから始めること。月額決まった料金の支払いには要注意。

それでは何を節約したら良いのでしょうか。それは以前にも記事にしましたが月ベースで決まって支払っている固定費です。それをストレスがない範囲で削っていくことが賢明な節約方法なのです。日常的な変動費に対する節約は日々のストレスに直結しますが、固定費の見直しはストレスも少なく費用対効果が大きかったりします。

固定費の見直しで効果的なのは金額の大きなものから見直すのが賢明です。

その代表的なものが

 ・住居費

 ・保険

 ・車

 ・月額会員費

などです。

住居費の見直しは効果的が大きいですが慎重に検討することが必要。

特に住居費や保険の見直しが出来れば効果が大きいです。ただ、住居費は見直すにしても住宅を購入していたり、賃貸でも引っ越しをしたりしないといけないので、なかなか実行に移すことができないと思います。また、安易に引っ越しをするとかえってストレスになったり費用も多大に発生したりします。

なので、見直しコストは大きいですが慎重に検討して下さい。駅や職場に近いところに住んでいたのをコストだけを考えて遠くに引っ越すとストレスになったり、通勤時間や買い物時間のコストが増加したりします。なので、住居だけはライフスタイルを鑑みたトータルコストで検討しなくてはいけないです。

保険は必ず1年に一回は見直し確認をする。

保険については過度な保障に加入している場合が多いです。なので、必ず1年に1回は自分の貯蓄額と、今は入っている保険と補償内容は見直すことが必要です。ただ、気をつけて頂きたいのがファイナンシャルプランナーなどに相談することです。しっかりとしたファイナンシャルプランナーの人でしたら良いですが、人によっては保険の代理店をしているファイナンシャルプランナーの人もいます。その人は自分の手数料収入を考えて保険をすすめてくる場合があるのです。なので、ファイナンシャルプランナーのアドバイスを聞くにしても最後は自分で判断することが重要です。

保険と言う商品は多くの場合、人を介して営業ベースで加入されている人が多いです。そのような人は過度な保険に加入している場合があります。なので、保険の見直しは重要です。

車はランクを落としたり原付などへの乗り換えも検討対象にしたい

車はお金がかかる典型例です。田舎の方で必ず車が必要な家庭は別ですが都会では本当に必要かを検討された方が良いです。利用状況によっては原付バイクなどでも事足りるかも知れません。雨などの少しの不便はありますがコストを考えると効果が大きいです。なので、我慢できるならこれくらいの我慢は必要かと思います。また、軽自動車など車のランクを下げることも重要な節約手段です。

月額会員料金は本当に必要な物だけにしぼる。利用料の少ないものは思いっ切って解約する必要がある。

最後に何かの月額会員費を払っている人は、半年に一回は見直しをして下さい。惰性的に月額費を払い続けている場合が多々あります。スポーツジムやネット動画、ケーブルテレビ、衛星放送などの月額会員費は利用していないのに払い続けている人が意外と多いそうです。ですので、こちらも定期的に見直し確認する対象として管理しておく必要があります。

この記事を見られている人は節約意識の高い人が多いと思います。なので、固定費に対しては既にやっている人が多いかも知れません。しかし、再確認する意味でも記載させて頂きました。

節約などでストレスを抱えるのは良くない。家計をあずかる主婦の方は特に注意。

ただ、今回の記事で一番言いたいことは細かな節約はかえってストレスなるということです。なので、細かな節約は無形のコストがかかっていることを意識して下さい。節約好きの人に多いのが、この無形コストに無頓着なことです。そして何より家計をあずかる主婦の方などはご主人に過度に無理をさせていないか注意が必要です。ご主人の仕事のモチベーションを下げるようなことはしないでください。細かな消費が生産性を上げる場合があります。