お金の相談を身内にするのは危険。
お金について誰かに相談するというのは良いことです。あまりお金の知識がない人がそれなりのお金を手にしたり、または貯蓄が出来た場合にどのように運用するかを人に相談するのは悪くないと思います。
しかし、相談する相手は気をつけないといけません。本当に親身になって相談にのってくれる人は限られています。
なので、間違った人に相談してしまうとトラブルになりますのでご注意ください。
身内に対しての相談
まず、一番の相談相手は身内になりますが、身内が金融機関などに努めていたりして、それなりの専門性知識をもっているのなら相談相手として問題ないと思います。
ただ、特に専門家ではないが、株やFXで儲けたぐらいの人に相談をするのは危険です。リスク評価に対してすごく甘い場合があります。
それなりに会社の将来性や財務諸表を読んだりして勉強をしていたりするのかも知れませんが、その人の投資手法をそのまま再現性を持って真似するのは難しいです。
また、身内にお金の話をする場合、変にトラブルになる可能性もありますので注意が必要です。
自分の総資産を身内に教えたりすると、いろいろな面であてにされたり、お金を貸して欲しいと言われかねません。
専門家に相談しましょう。
なので、専門家に相談するのが一番の得策です。
そこで考えられる専門家としては、
・FP(ファイナンシャル・プランナー)
・銀行員
・証券マン
・生命保険の外交員
などでしょうか。
ここで絶対に相談してはいけない相手は、
・銀行員
・証券マン
・生命保険の外交員
です。なにがあっても絶対に避けるべきですね。
相談無料は危険。
この方々へ相談する場合に、「相談は無料」と言うのが多いです。
彼ら(彼女ら)に相談すると丁寧に接してくれます。また、気持ちよく相談できます。なぜなら、相談相手と言うよりお客様だからです。
営業マンの能力は高い
彼ら(彼女ら)はお金の専門家であるまえに金融営業のプロです。そして、なにより気をつけて欲しいのが、金融マンの営業能力を甘くみないことです。
金融機関の会社名と紳士的なしゃべり方で信頼がおけるように見えます。しかし、高い手数料の金融商品をすすめてくる可能性が高いのです。
彼ら(彼女ら)はあなたの将来の経済設計の心配よりも、自分たちの営業ノルマの方が心配なのです。相談相手としては絶対に選んではいけない相手です。
FP(ファイナンシャル・プランナー)に相談が一番
それでは残りのFP(ファイナンシャル・プランナー)はどうでしょうか。
FP(ファイナンシャル・プランナー)は、それぞれ得意な専門分野を持っています。なので、自分が相談したい内容について高い専門性を持っているかが重要です。
自分が求めている分野の専門性を持っている人に相談して下さい。
生命保険の代理店をしているFPには注意
ただ、FP(ファイナンシャル・プランナー)の中には生命保険の代理店をしていたり、証券仲介業に関わっていたりする人もいます。
または、住宅ローンを紹介して紹介料をもらっていたりしている人もいます。
FP(ファイナンシャル・プランナー)も利益を上げないといけないので、このような形態で商売するのは仕方ないですが、アドバイスとしては信頼性に欠けます。
完全にアドバイスだけで商売しているFP(ファイナンシャル・プランナー)に相談するのが理想的です。
もし、そのような人がおられたらその人に相談するのが一番でしょう。難しいかも知れませんが。
最後に
金融アドバイスに対しては「無料相談」が多くあるります。
多くの人はアドバイスを受けるのに、料金を支払うのが抵抗あるかも知れません。
しかし、アドバイスに対して適正な価格をお支払するのは健全です。恐らくそのアドバイス料を払うことで大きな損失を回避することの利益は大きいでしょう。
金融アドバイスに対して適切なアドバイス料を支払うのが一般的になれば金融業界も健全化されて、高い手数料の金融商品を売るビジネスが減るのではないでしょうか。
「無料相談」を謳い高い手数料をの商品に誘導するビジネスモデルは、いかがなものかと思っております。
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