現状は日米ともに株高と言っていい状況にある。
2021年2月25日現在、日経平均株価は3万円を超えており、ダウ平均株価も3万1千円を超え3万2千円の手前まで来ています。
巷でも今の株価はバブルではないかという声が多くなって来ました。
コロナによる金融緩和になぞらえて「コロナバブル」などと言われだしています。
確かに、日経平均株価も30年ぶりの高値となっていますし、ダウ平均株価も史上最高値を更新し続けています。
今から、株価が暴落したらバブル崩壊と言われてもおかしくない状況にあります。
この株高の状況で株を買うべきか。
今から投資をしようと考えている人の中には株価が暴落してから購入しようと考えている人がいるかと思います。
結論から言うと、
・タイミング投資は上手く行かない
ことが多いです。
タイミング投資はおススメしない
誰しもが株価が下がった時に購入したいと思います。ただ、いつのタイミングで株価が下がるのかは誰も分かりません。
また、どれくらい下がるかも分からないのです。常識と言えば常識です。
なので、下がった時に買おうとする、タイミングを見計らった購入方法に合理性はありません。
今の価格で購入できるのは、今だけ
日経平均株価が2万4千円台に突入したときに、私は2万6千円ぐらいは上がると予測してました。
ただ、時期も下がる予想も外しています。コロナの感染拡大という予想外のことが起きたのが原因です。(言い訳ですが)
日経平均株価が2万4千円台に突入したときも、株価は上がり過ぎで、間もなく下落すると言っている人が多くいました。
私の周りでも、2万6千円は行かないとの予測が大半だったと記憶しています。
しかし、今は、2万6千円どころか3万円を超えました。
なので、今から、2万6千円の価格で購入することは出来ません。あの時に下落した時に購入しようと考えていたら、ずっと買えない状態になっています。
いつのタイミングが高値なのかは、誰も分からないので購入出来るタイミングで購入するしかないのです。
将来的には、株価がもっと上がり、3万円で購入出来る日が来ないかも知れないのです。
現在の価格が適正だと考えて気にしないで購入するべき。
株式の価格は基本的に需要と供給で決まります。たまに不正を働く人がいますが、基本的に株式市場は公平性な価格で取り引きされています。
証券市場は転売屋のような価格操作がし難い環境にあるのです。
なので、今の価格が適正だと信じて、購入するのがベストなのです。あらゆる情報が既に株価に織り込まれているのです。
これから起きる情報で株価は乱高下しますが、現在の情報は価格に織り込まれているのです。
株を購入するべきでないタイミング。
価格は気にしなくて良いと上記で書きましたが、明らかに株価が歪められているのであれば購入を見送る必要はあると思います。
私が考える購入を見送るタイミングとしては、
①明らかに価格形成が異常な時
②金融引き締めに動き出した時
をあげます。
今、多くの人が警戒しているのは、①での警戒かと思います。しかし、今の株価は確かに高値だとは思いますが、価格が異常に高いとは思いません。
しかし、日本銀行のETF買いがあるので市場が歪められているのは事実です。
ただ、②の危険性は今のところないと思います。なので、日本銀行が出口戦略に走ることは考えにくいです。
その為、今は購入を控えるほどの危険性があるとは考えられません。
最後に
私は、今年の日経平均株価を3万5千円と予測しています。ただ、あくまでも予測なので無視して下さい。
株価が堅調な時に警戒するのは重要なことです。ただ、あまり警戒しすぎてチャンスを逃すのはもったいないです。
適度なリスク管理のもと、今まで通り積み立て投資を続けることが賢明だと思います。
私は、この程度の株価で、一旦、積立投資を中断する必要はないと考えています。
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