イオン銀行をメインバンクとして使い始めてから約5年が経ちましたが、2025年現在もその便利さは健在です。特に「ATM無料回数の多さ」と「普通預金金利の優遇」は、他のネット銀行と比べても際立っています。
本記事では、イオン銀行のメリットや注意点、2025年時点での最新の「Myステージ制度」とスコア条件、そして実際の使い勝手をまとめてお届けします。
イオン銀行をメインバンクにするメリットとは?
イオン銀行をメイン口座にする最大の理由は、以下の3点に集約されます。
① ATM無料回数が多い
「イオン銀行ATM」「みずほ銀行ATM」「ゆうちょ銀行ATM」などが使えて、月5回まで無料で出金可能(プラチナステージ)。
② 金利がメガバンクより上
普通預金でも最大年0.25%の高金利(プラチナステージ)。定期預金を組まなくても、資産を効率的に運用できます。
③ イオンカードセレクトとの連携でポイントも貯まる
WAONへのオートチャージでポイントが付き、イオンカードセレクトとの連携でスコアもアップ。まさにイオン経済圏の中核口座です。
2025年最新版:Myステージ制度と金利・手数料一覧
イオン銀行では「Myステージ」というスコア制を導入しており、スコアに応じてステージが決まり、金利や各種手数料の優遇を受けられます。
以下は2025年時点の情報に基づく最新のステージ別優遇内容です。
ステージ | 普通預金金利(年) | ATM無料回数 | 他行振込無料回数 | 必要スコア |
---|---|---|---|---|
ブロンズ | 0.001% | 月1回 | 0回 | 20点以上 |
シルバー | 0.003% | 月2回 | 月1回 | 50点以上 |
ゴールド | 0.005% | 月3回 | 月3回 | 100点以上 |
プラチナ | 0.25% | 月5回 | 月5回 | 150点以上 |
🔗 金利情報の公式ソース:イオン銀行 金利一覧
スコア条件はどう決まる?主要項目をおさらい
ステージを上げるには「スコア」を積み上げる必要があります。以下は主なスコア獲得方法です(2025年現在):
項目 | 獲得スコア(例) |
---|---|
給与振込(10万円以上) | +30点 |
WAONオートチャージ | +10点 |
イオンカードセレクト引落 | +10点 |
投資信託残高(10万円以上) | +10点 |
NISA口座保有 | +30点 |
積立式定期預金 | +10点 |
インターネットバンキング利用 | +10点 |
電子マネーWAONの利用 | +5点 |
1つ1つのスコアは小さく見えますが、イオンカードセレクト+WAON+給与振込だけで軽く50点以上になります。
ステージ上げのコツは「イオンカードセレクト」+「WAON」活用
筆者が現在もプラチナステージをキープできているのは、以下の3つを継続しているからです:
-
給与振込口座をイオン銀行に設定
-
イオンカードセレクトの公共料金引落&WAONオートチャージ
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投資信託を定期積立で保有(eMAXIS Slimなど)
この3点セットだけで、自動的にスコア150点以上をキープできています。放っておいても高金利・ATM手数料無料の恩恵を受けられるのは、かなりありがたい仕組みです。
注意点①:外貨預金やカードローンでスコアを稼ぐのはおすすめしない
中には「外貨預金」や「カードローン」でもスコアが加算される仕組みがありますが、スコア目的での利用は本末転倒です。
-
外貨預金は為替変動リスクが大きく、資産形成として不安定
-
カードローンは利息が高く、金利の恩恵を帳消しにしてしまう可能性も
あくまでスコア加算は副次的なものであり、無理のない利用範囲でステージを上げるのが王道です。
注意点②:イオン銀行は楽天銀行・住信SBIと比べてやや弱点も
イオン銀行は「イオン経済圏」で暮らす方には最適ですが、以下の点は他行と比較して注意が必要です。
項目 | イオン銀行 | 楽天銀行 | 住信SBIネット銀行 |
---|---|---|---|
振込無料回数 | 最大5回 | 最大5回 | 最大20回(条件付き) |
外貨対応 | △ | ◯ | ◯ |
金利水準 | 0.25%(最高) | 0.1%(条件付き) | 0.01%〜0.1% |
ただし、イオン銀行は**「ATM・WAON・生活支出との一体感」では他を圧倒**しています。
まとめ:イオン銀行を上手に使えば「現金生活の固定コスト」を大幅に削減できる
ATM無料・高金利・スコア制度と、イオン銀行のメリットは2025年現在も健在です。特に以下のような方にはおすすめです。
-
日常的にイオン系列店舗を使う方
-
給与振込や引き落としを一元管理したい方
-
イオンカードセレクト・WAONを併用している方
逆に、楽天ポイント中心の生活をしている方や、外貨預金・資産運用に特化した使い方をしたい方には他行が合うかもしれません。
イオン銀行は「生活と投資をゆるやかにつなぐ口座」として、今後も活用し続けたいと思っています。
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