インデックスファンドを選ぶ理由【2025年時点の考え】
私のブログでは、インデックスファンドに投資し、長期保有することを基本方針としています。そして、その逆であるアクティブファンドへの投資はおすすめしていません。
なぜアクティブファンドを否定するのか?
理由はシンプルに以下の2点です。
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手数料が高い
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購入後のパフォーマンスが予測できない
アクティブファンドの多くは、信託報酬が年1%前後と高く、長期的にはコストがパフォーマンスを圧迫します。加えて、事前に「将来優れた成績を出すファンド」を見極めるのは極めて難しいのが実情です。
インデックスファンドの強み
インデックスファンドには以下のような明確なメリットがあります。
1. 手数料が安い
2025年現在、信託報酬0.1%台のファンドも珍しくありません。長期で保有すればするほど、この手数料差が大きな差になります。インデックス投資では、できる限り信託報酬が0.3%以下の商品を選ぶのが基本です。
2. 自動で分散投資ができる
S&P500や全世界株式に連動するファンドを1本買えば、それだけで数百〜数千の企業に分散投資できます。
もしこれを個別株で再現しようとしたら、多くの資金と時間が必要です。インデックスファンドなら、それを少額で自動的に実現できます。
3. 投資の知識が不要
決算書が読めなくても、難しい分析ができなくても問題ありません。投資初心者でも平均点が狙えるのがインデックスファンド最大の魅力です。
ただし、投資に元本保証はありませんので、そこは理解したうえでの運用が必要です。
インデックスファンドのメリットまとめ
① 手数料が安い
② 分散投資が自動でできる
③ 投資知識が不要で始めやすい
インデックスファンドの弱点と限界
インデックスファンドは優れた投資法ですが、万能ではありません。
1. 平均点しか取れない
どれだけ投資に詳しくても、どれだけ経済の動きを予測しても、インデックスファンドでは市場平均以上のリターンは望めません。天才的なファンドマネージャーや個人投資家には敵わないのが現実です。
2. 短期投資には不向き
インデックスファンドは長期保有を前提とした投資商品です。数ヶ月〜1年程度の短期で大きく利益を出すのは困難です。
また、数年単位で株価が下落する局面もあり得ます。ですから、短期で使う予定のお金を投資に回すのは避けるべきです。
インデックスファンドのデメリットまとめ
① 平均的なリターンしか得られない
② 短期投資には向いていない
個別株投資はダメなのか?私の考え
「インデックス投資以外にも選択肢はないのか?」と疑問を持つ方もいると思います。
個別株投資は、インデックスファンドと比べてリスクもリターンも大きい投資方法です。
個別株投資のメリット
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市場平均を超えるリターンが狙える
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短期間で利益を得るチャンスがある
たとえば、企業業績の回復をいち早く見抜ければ、短期で10%以上のリターンを得ることも可能です。投資が楽しくなるのもこのタイプの魅力かもしれません。
個別株投資のデメリット
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企業が倒産すれば資産はゼロに
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常に分析・監視・学習が必要
個別株投資には、企業分析、決算書の読み解き、業界動向の理解など、一定以上のスキルと継続した努力が必要です。これを「楽しい」と思える人にとっては魅力的な選択肢ですが、向いていない人にとってはストレスになるだけです。
まとめ|なぜ私はインデックスファンドを選ぶのか
私自身、投資歴17年(2025年時点)になりますが、特別な分析能力も才能もない普通の会社員です。企業の将来を見通す力もなければ、経済全体の動向を読み切るセンスもありません。
そんな自分にとって、インデックスファンドで市場平均のリターンを得られるだけでも十分な成果なのです。
最後に
インデックス投資は、才能や知識がなくても資産形成ができる素晴らしい手段です。個別株やアクティブファンドを否定するわけではありませんが、それは「選ばれし者」の投資法ともいえるかもしれません。
だからこそ私は、今後もインデックスファンドに投資を続けていきます。
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