投資

教育費ピークでも資産が減らない家計|固定費の整え方

はじめに:教育費ピークは「支出が増える」のではなく「選択肢が減る」

我が家は賃貸暮らし。私は50代の平社員で、妻はパート、子どもは高校3年と中学2年です。
この時期の家計って、派手な浪費をしていなくても苦しくなります。理由は単純で、教育費が“固定費化”するから。塾や模試、受験料、通学費…気づくと毎月の出費として居座ります。

それでも資産が減りにくい家計にする鍵は、私は固定費の整え方だと思っています。
「節約=我慢」ではなく、払う仕組みを整えて“自動で残る”状態を作る。この記事では、その手順を私の実体験ベースでまとめます。

固定費の基本:一度下げれば、毎月ずっと効く

固定費は、1回見直せば効果が毎月続きます。
逆に、食費を削るような変動費の節約は疲れます。教育費ピークの50代は、仕事も家庭も忙しいので、私は“疲れない節約”に寄せる方が続きました。

総務省の家計調査では、二人以上世帯の消費支出は2024年平均で1か月約30万円というデータがあります。
この中身を自分の家計に当てはめると、見直しやすいのはだいたい固定費側です。

まず最初にやること:固定費を「4つの箱」に分ける

私は固定費を、次の4つに分けると判断が早くなりました。

  1. 生活維持(家賃・光熱・通信)

  2. 保障(保険)

  3. 移動(車・交通)

  4. 習慣(サブスク・会費・惰性の支払い)

このうち、真っ先にメスを入れるのは4)習慣です。家族の生活を壊さずに、支出だけ落としやすいから。

4)習慣:サブスクは「1年に1回、全削除前提」で棚卸し

サブスクって、月数百円〜千円が多い。だから軽く見がち。
でも積み上がると、教育費ピークの家計では地味に効きます。

私がやって効果があったルールはこれです。

  • まず全部書き出す(家族分も)

  • “今月いったん解約”を前提に考える

  • どうしても必要なものだけ戻す

「解約の手間が面倒」なのがサブスクの強さなので、こちらも“解約ファースト”で対抗します。

通信費:格安SIMにするより「プランを固定化」する

通信費は、見直しの定番です。
ただ、家族持ちだと、キャリア変更や端末管理が面倒で放置されやすい。

私のおすすめは、いきなり乗り換えに走るよりも、まず

  • 現在のプランを最小にする

  • オプションを外す(保証・コンテンツ系)

  • 家族のデータ使用量を把握して、無理のない容量に固定する

この順番。ここまでやって初めて、格安SIMへの移行を検討するくらいが現実的でした。

保険:50代は「不安で盛る」と固定費が肥大する

教育費ピークの時期、保険を厚くしたくなる気持ちは分かります。
でも私は過去に、保険を盛りすぎて家計を圧迫した側です。結果、投資の積立が止まりました。これは本末転倒。

保険の見直しで私が決めた基準は、

  • 万一の時に“家計が詰む”リスクだけ残す

  • それ以外は貯蓄で受ける

  • 特約は基本つけない(管理ができない)

シンプルにこれだけ。支払いが固定費として残る以上、保険は“入ること”より“やめること”が大事だと痛感しました。

車関連:持つなら「年払いコスト」を見える化する

車は地域差が大きいので、持つ・持たないの正解は家庭で違います。
ただ、持つ場合にやりがちなのが「月々のガソリン代だけ見て安心する」こと。

車検、保険、税金、タイヤ…全部入れると年単位で効いてきます。
私は車関連を、年払いで1つの袋にまとめて「今年はここまで」と上限を決めました。家計が崩れにくくなります。

教育費ピークでも資産が減らない家計のコツ:投資は“額”より“仕組み”

新NISAは、つみたて投資枠120万円+成長投資枠240万円で、年360万円まで枠があります。
でも50代の現実は、枠を使い切ることが正解とは限りません。

私が重視しているのは「続く額」です。

  • まず生活防衛費を確保

  • 次に固定費を削って“余白”を作る

  • 余白の中で、無理のない積立額にする

この順番にすると、教育費の波が来ても積立が止まりにくい。
積立が止まると、再開の心理ハードルが上がるので、私は“止めない設計”を優先しています。

まとめ:固定費は「家計の筋トレ」。教育費ピークこそ効く

教育費が増える時期ほど、変動費の節約は続きません。
だからこそ、家計の土台である固定費を整えていく。

  • サブスクは解約ファーストで棚卸し

  • 通信費はオプション削除→プラン固定化

  • 保険は“詰むリスク”だけ残す

  • 車は年払いコストで見える化

  • 投資は枠より「続く仕組み」

50代の家計は、派手に増やすより、崩れない形にする方が結果的に強い。私はそう感じています。

固定費を下げる順番:効果とストレスで並べると迷わない

固定費見直しは、やる順番を間違えると家族の不満が爆発します。
私は「効果が出やすいのに揉めにくい順」でやりました。

  1. サブスク・会費(即効性◎、揉めにくい)

  2. オプション料金(通信の保証・保険の特約など)(即効性◎)

  3. 光熱(契約・使い方の見直し)(じわ効き)

  4. 保険(効果大だが心理抵抗あり)

  5. 住まい(家賃)(効果最大だが手間も最大)

賃貸だと、家賃を下げるのは引っ越しや交渉が必要で、エネルギーが要ります。
だから私は「まずは小さい固定費を削って余白を作る → 最後に住まいは検討」と割り切りました。賃貸は見直せば家賃が下がる可能性もありますが、家族の生活の軸なので慎重に。

光熱費:値上げ局面ほど「契約の見直し」が効く

電気・ガスは、我慢で削るより契約で削る方が続きます。
例えば、アンペア(契約容量)を下げられる家庭は意外と多いですし、料金プランの変更だけで年間の差が出ることもあります。

私がやったのは、

  • 直近1年の使用量を確認

  • 生活パターン(在宅時間)に合うプランに寄せる

  • “毎月のピーク”だけ対策(夏冬のエアコンなど)

全部を完璧にするより、ピークだけ潰す方が家族もストレスが少ないです。

教育費は「家計を壊さないルール」を先に決める

教育費は、必要な投資だと思っています。
ただ、無限に増やすと家計が崩れます。だから我が家では、次のルールにしています。

  • 教育費は“目的”を決める(受験対策/内申対策など)

  • 期間を区切る(半年ごとに見直す)

  • 追加課金(講習・教材)は「その月の予算内」で

これだけで、ズルズル膨らむのを防げます。
「頑張っている子どもに断れない」という親心は分かります。でも、家計が壊れてしまうと、結局は子どもにも悪影響が出ます。

私の失敗談:固定費を放置して“積立を止めた”のが一番痛かった

昔の私は、教育費が増えた時に「投資の積立を止めればいいや」と考えていました。
でもこれ、再開が本当に難しい。家計が少し落ち着いても、「また止まるかも」と思って踏み出せないからです。

だから今は、積立額は大きくなくてもいいから、

  • まず固定費を削って余白を作る

  • 積立は“ゼロにしない”

  • どうしても厳しい月は、ボーナスなどで調整する

この設計にしています。新NISAは非課税で運用できる分、長く続けるほど効いてくる。途中で止めないことが、結局は一番の節約でした。

まとめ:家計が整うと、教育費ピークでも“資産が減りにくい”

固定費の見直しは地味ですが、教育費ピークの50代にこそ効きます。
我慢ではなく仕組みで残す。これを徹底すると、相場の上下より家計の安定が先に来て、気持ちも落ち着きました。

次にやるべきことは、今月の家計から「固定費だけ」を抜き出して合計すること。
数字が見えれば、どこにメスを入れるべきかが一気にクリアになります。

すぐ使えるチェックリスト:固定費10項目だけ見直す

最後に、私が毎年見直している固定費チェックを置いておきます。

  • 家賃(更新前に相場を確認)

  • 火災保険(重複と補償過多を確認)

  • スマホのオプション(保証・コンテンツ)

  • ネット回線(速度と料金のバランス)

  • サブスク(家族分まとめて棚卸し)

  • 生命保険(必要額の再計算)

  • 医療保険(特約の整理)

  • 車の任意保険(年払い総額で比較)

  • クレカ年会費(使っていないカードは解約)

  • 会費(ジム・団体・新聞など)

全部やらなくても、1つでも落ちれば毎月効きます。教育費ピークでも資産が減らない家計は、“派手な節約”より、こういう地味な整え方の積み上げだと私は思っています。

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