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新型コロナウイルス拡大で株価はしばらく低迷すると予想。そんな時に個人投資家はどのような行動をとるべきか。ちなみに日経平均株価に300万投入して大損しました。

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中国発の新型コロナウイルス拡大が警戒されて、日経平均が大きく下落しています。

新型コロナウイルスによる影響で日経平均株価が大きく下げています。2019年1月27日(月)の日経平均株価(225種)は一時500円超値を下げる場面もあり、最終的には前週末比483円67銭安の2万3343円51銭でした。 東証株価指数(TOPIX)も27・87ポイント低い1702・57となり、こちらも大きく下げた結果となります。

新型コロナウイルスは今後も拡大するようす。

しかも新型コロナウイルスは終息の兆しがなく、まだまだ感染が拡大する方向で報道がなされています。 しばらくは株価は大きく下げる展開になると予想されます。しかも、どこまで下げるかは予想がつきません。株価の下げが止まらない要因は決まっています。基本的に被害額が読めないことにあります。

全貌が分からないのが原因で株価が下がる場合、底が見えない状況で株価が下がり続けます。

企業の不祥事やリーマンショックの時もそうですが被害の全貌が分からない時はひたすら下げて行きます。不信感は株価にとっては、とてつもない悪材料なのです。 新型コロナウイルスについて言えば中国政府が被害を隠ぺいしているとか、本当の感染者は発表以上にいるなど、いろいろな噂が出ています。このような事実が分からない状況の時は株価が上がることはほぼないでしょう。

世界市場はしばらく停滞するでしょう。

いつまで続くのか分からない状況は経済的な影響範囲も分からないです。現実に人の移動や流通に影響が出ているので経済的な被害は甚大です。しかし、重要なのは被害の大きさより最終的な被害がどれくらいになるのかが分かることが大切です。 中国政府もいろいろ情報を発信していますが、その情報が信用されていないのが問題を深刻化させています。なのでしばらくはこの新型コロナウイルス感染は終息しないことが予想されます。

中国政府が正確に中国国民に情報を伝え世界に信頼できる情報を発信していけば事態は終息していくと予想されます。しかし、そのような期待はあまり出来ません。なので、恐らく市場はしばらく停滞すると予想されます。

市場が混乱している時に長期投資家はどのような行動に出るべきか。

それではこのような混乱期に市場とどのように向き合えば良いのでしょうか。それは基本的に何もしないことが正解です。 この先、まだまだ下げるかも知れませんが、逆に、いつ事態が好転するかも誰も分かりません。

タイミング投資はリスクが大きのでやめたほうがいい

これからも下げるので一旦、保有株式を売却して好転したら買い直そうとするのは愚の骨頂です。好転したと分かった時には既にタイミングを逃している公算が大きいです。 好転する直前に買い直さないと大きな利益を上げれません。売ったタイミングと買い直すタイミング、どちらも絶妙なタイミングでないと上手く行かないのです。恐らく売った後もしばらく下げが続き、買い直すときも値上がりが進み、タイミング的には外す公算が大きいです。

長期投資家は状況を長期的視点でとらえないといけません

長期投資を続けていたら、どうすることもできない要因で大きく下げることは多々あります。しかし、最終的には事態が収束すると元に戻っていきます。短期間の出来事で過剰な行動にでるのは賢明ではありません。

このまま株価が下げ続けて、そのまま景気後退になることも可能性としてゼロではありません。しかし、そのようなことが起きても長期的に見れば再び景気は回復していずれ戻していきます。

長期投資をしていて不安になるのであれば分散投資を強化した方が賢明です。

個人投資家はS&P500などインデックスファンドに投資したら愚直に積立投資と配当再投資を繰り返し、我慢して投資を続けることが賢明なのです。あえて対策を取るとしたら更に全世界株などのインデックスファンドを購入して分散を強化するぐらいです。個人投資家が出来るリスク軽減策の一つは分散投資なのです。

個人的にはS&P500などインデックスファンドでも十分かと思いますが、一国に集中させるのも考えものです。日本でもバブル崩壊後、約20年ちかく株価が低迷しました。米国でも同じようなことが起きないとは限りません。なので、リスクを減らすことに越したことはありません。私は米国株のインデックスファンドを推奨してますがより慎重な人は更に分散をすすめることをおすすめします。

少し話がそれましたが要するに短期的な下げなどを悲観して狼狽売りをしないことです。このような外的要因による下げで、しかも状況が長期化すると予想される場合に市場から離れたいと思うのは理解出来ます。しかし、長期化するとしても何十年と続くことは考えにくいです。長期投資家にとっては一時的なこととして割り切ることが大切なのです。

コロナウイルスによる株価の暴落で含み損を抱えてしまった人は株式投資の基本に立ち戻るべき。

最後に

これは皆様に身を持って忠告します。市場で遊んではいけませんよ。調子乗って短期投資をしてみようと、年末に300万円ほど日経平均のインデックスファンドを購入しました。今年の上旬あたりは日経平均は上げると予想して短期投資でもしてみようかなと思いました。そして思い切って購入したらこの始末です。なんとも恥ずかしい話です。やはり自分の決めたルールとリスク管理をしっかりとした投資が重要です。

日経225連動型上場投資信託(東証 1321)を遊びで300万円ほど購入してみた。短期で売却するか検討中です。2020年の相場を大雑把に予想します。