雑記

AI(人工知能)の職業変化はそれほど怖くない。変化は意外と対応できる。

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職業はどんどんと変化して進んでいく。

日進月歩でどんどん新しい技術が生まれてきます。それに伴いビジネスの世界もどんどんと変化していきます。

そして、誰でも出来るような仕事はどんどんと機械化が進み、なくなって行くのです。

これまでで、なくなった仕事で有名なのが電話交換手や改札のきっぷ切りではないでしょうか。

こんなの仕事が、昔はあったのかと思うようになっています。

しかし、今後もどんどんとなくなる仕事は増えていくでしょう。そして、その速度は加速していきます。

人件費の高騰はシステム化を加速させる。

昨今の景気回復により人件費が高騰しています。なので大手コンビニでもセルフレジを導入しだしました。

また、オフィスなどでは無人ローソンを置くところが増えています。しかも好評で売上も伸びているようです。

人件費とシステム化は比較衡量の問題

人件費の高騰は一見いいように思えますが、機械化を加速する流れになります。機械化とはシステムを導入することです。

しかし、システム導入にもコストがかかります。今までは導入コストよりも人手で行った方が安上がりだったので、人が雇われていました。

人件費が高騰するとシステム化に置き換わる流れが加速するのは必然です。

生産性を上げるには非生産的な部分を削る必要がある。

日本はどんどんと少子高齢化が進み人口減少が加速していきます。それでいて今までのようなGDP(国内総生産)を上げていこうと思えば、生産性を上げる必要があるのです。

なので、企業も今後、どんどんと生産性を上げる方向にシフトしていくでしょう。

キャッシュレス化は不可避

キャッシュレス化もどんどんと進み、レジで小銭を出して混雑させるようなお客は、システム的に拒否されるようになってくるでしょう。

まずは現金お断りの店が増え、無人レジが一般化していきます。ただ、無人レジも混雑させるお客に対しては何か対策が行われるようになるとは思いますが。

本質的には、日本も生産性の低い人に合わせて行く余裕がなくなってきています。

知的職業も仕事がAI(人工知能)化される。

今までは誰でも出来る仕事を対象とされて来ましたが、AI(人工知能)の発展で知的職業にもシステム化の流れが出てきます。

特に資格職業の人はどんどんAI(人工知能)に置き換わっていくと言われています。

マスコミなどでよく取り上げられる例では、今後なくなる職業として会計士や司法書士などが挙げられます。また、最近では弁護士も置き換えられると考えられています。

欧米の実際の裁判では法的な引用参照箇所を的確に供給できたとされています。

将来必要がなくなる人員

経産省の試算によれば、今後、AI(人工知能)やRPA(ロボット化)によって

・経営や商品企画の分野で136万人

・製造・調達分野で262万人

・管理部門で145万人

が仕事を失うと予想されています。この流れは防ぎようがないでしょう。

終身雇用も終わる

そして、経団連の中西宏明会長は「経済界は終身雇用なんてもう守れないと思っている」と発言されました。簡単に言うと、日本型の雇用形態を変えていく可能性を示唆したのです。

なので、今後の日本のサラリーマンも苦しい環境になっていく可能性があります。

マスコミで語っている評論家を信用してはいけない。

そんなビジネス環境にある中で、マスコミなんかでも意識高い系で、自分は仕事が出来て頭いいぞ的な人々が口々に日本は終わっている的な発言をしています。

危機意識を啓蒙しているのです。しかし、このような人はマスコミにもてはやされ少し勘違いした人が多いです。

海外称賛型のグローバル田舎者

このような人の発言に多いのが、海外はすごいとか、GAFA(ガーファ)Google、Amazon.com、Facebook、Apple Inc.などの巨大IT企業の凄さを訴え日本のITは終わっている的な発言が目立ちます。

確かにGAFA(ガーファ)の扱っているデータ量は恐ろしい領域に入っていると思います。しかし、マスコミで発言している自称インテリ評論家は結局結果論で語っているだけです。

少し前まで、Apple社はヒット作もなく苦しい状況にありました。その時はApple社は終わっている的なことはよく言われていたのです。

GAFA(ガーファ)の看板を借りて偉そうなことを言ってるなと思います。

GAFAのような飛躍する企業を事前に見つけることは出来ない。あの会社に投資していたらを言い出したらきりがない。GAFAが大きく飛躍をして注目を集めました。しかし、事前に飛躍を予測することは難しい。 GAFAとは、米国の主要IT企業であるグーグル...

IT企業は常に安泰がない

IT企業もその時代時代で絶賛された企業もありましたが、消えてった企業もいっぱいあります。

今は米国のIT企業が世界の最先端を行っているのは事実です。しかし、IT業界の技術は移り変わりが激しいので、次にどこからすごい企業が現れてくるかわかりません。

それは日本企業から出てきてもおかしくないのです。

過去の実績で現在の大企業を語る

過去の実績と栄光でマスコミに呼ばれ自称インテリを気取っている人はマスコミで評論家的な発言をする暇があります。

もし本当に能力があれば、そのインテリ力で世界を変えるようなことをすればいいのです。

何か他人の功績で偉そうに発言をしているのを見ると情けないです

いつの時代も現役プレヤーが立派です

そのような人より日本の企業で日々戦っているサラリーマンの方が立派です。スポーツ選手で言ったら現役選手で必死に頑張っているようなものです。

それを遠くから現役を引退した選手が批判しているだけです。気にしては行けません。

AI(人口知能)で悲観的になってはいけない。

ビジネス環境は厳しくなっていくのは事実です。しかし、それほど悲観する必要はありません。

今までもビジネス環境の変化はいっぱい起こっています。30年ほど前のオフィス環境と今が同じでないように今後も変化していきます。

知識職業も知識だけで仕事をしていない

会計士や司法書士、弁護士が知識的にAI(人工知能)に置き換わるのかも知れませんが、実際のビジネス現場を知っている人は、そう簡単に行かないことは想像つくと思います。

会計士でも知識だけが詳しい人が仕事が多いわけではありません。

知識を前提としての提案力だったり説得力だったりと人間の介在する要素の方が重要性です。これは、今後も変わらないです。

いくらAI(人工知能)が発達しても、それを利用するのは人間なのです。

AI(人工知能)を利用する側にまわる

今後は知識を持っていることが前提でAI(人工知能)をうまく活用出来る人が生き残ると思います。

会計士や弁護士の職業的な変化はもたらしますが、会計や弁護自体はなくならないのです。これはどうしても必要です。

なので、驚異的な知識は必要なくなってくるかも知れませんが職業としての会計や弁護は残り、それをどのようにビジネスに繋げられるかが問題なだけです。

変化対応力を身につける

日本の労働者の変化の対応力は想像以上に大きいと思っています。

なので、みなさまも変化に対応できるようにしておけばいいだけの話です。

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