本日の株価は、30年6かぶりの29,000円台を達成した。
今日、2021年2月8日の、日経平均株価(225種)は1990年8月以来となる、29,000円台になりました。終値は前週末比609円31銭高の29,388.50円で取り引きを終えました。
巷では実体経済を伴わないバブルだとの声も聞こえてきます。
また、コロナ対策による金融緩和によって、株高になっている認識も定着しており、金融縮小に入った時の下落を心配する声も聞こえだしています。
総合すると少し上げすぎではないかと思っている人が多いようです。
このタイミングで株式投資を始めるべきか。
この中で株式投資に踏み出すのを躊躇している人も多くいると思います。株高で勢いがあるので、参加はしたいが暴落するのが怖いという心境ではないでしょうか。
株はいつ買っても問題ない
投資を始めたいと思っているなら、早めに投資をするのが賢明です。株式市場でタイミング投資が上手くいかないというのは常識です。
今の株高がどこまで上がって、どこで下落するのかは誰も分かりません。なので、投資するだけの余裕資金があるなら、今からでも投資をするべきです。
投資をした瞬間に下落したら大きく損をしますが、それを気にしていたら投資など出来ません。基本的に株式市場においては、現在ついている価格が適正な価格なのです。
明らかな市場の歪みがない限り下落を心配して、株の購入を躊躇するのは損です。
また、個人が市場の歪みを判断するのは難しいです。なので、購入できるタイミングで、長期保有を前提に購入するのがベストなのです。
上昇相場の時はいつでも高値と言われる。
株価が勢いよく上がっているときは、もうすぐ下落するという声は常に言われます。
日経平均が20,000円を超えた時もそろそろ危ないと言われていました。また、24,000円を超えた時もそうです。常に右肩上がりで大台に乗ると言われるのです。
予想通り下落しても買えないのが現状
実際はコロナの影響で2020年3月には16,000円台まで下落しました。
しかし、下落を予想してた人でも、あの時の下落相場で買いに向かえたのは、よっぽどの無謀野郎か天才ぐらいです。
普通の人は、大きな下落が起きてる時には、怖くて投資が出来なくなるものです。
ドルコスト平均法を利用する
もし、今から投資をするのが怖い人でも時間的な分散としてドルコスト平均法を取り入れるのもひとつの手です。
本来、まとまったお金があるならドルコスト平均法で購入するより、一括で購入した方が機会費用の損失にならないです。
しかし、精神的な安定材料にはなります。大金を一気にはたいて大きな含み損を抱えると精神的に耐えれないと思います。
そういう人には購入資金を分割して、毎月決まった額の株を購入して買値を平準化するのもひとつの手です。
右肩上がりで上昇している時も極端な投資行動は避けるべき。
2020年3月19日の終値で日経平均株価は16,552.83円まで下落しました。しかし、1年も経たないうちに12,835.67円も上昇しています。
確かに上がりに上がっています。株式投資をしている人は大きく含み益を抱えているのではないでしょうか。
利益確定で全部売却するのは危険
こういう時は下落前に利確したいと思うのが心情です。しかし、利確した後にさらに上昇すると損をした気持ちになります。これは経験則としても断言できます。
なので、株価が大きく上昇している時でも、持ち株を全部売却して利益を確定させるような極端な行動は避けた方がいいです。
株の上値は誰も分からないという一般常識に立ち返ってホールドするのが無難です。
もし、明らかなバブルと分かったなら一部を売却して現金化することは、ありかと思います。しかし、この判断は凡人には難しいです。
空売りはしない方が良い
一番極端な行動は下落に備えて空売りを仕掛けることです。これは本当に博打です。当たれば大きく利益を上げれますが外れる公算の方が高いです。
凡人は信用取引や空売りには近づかないことが賢明です。
最後に
私は年初に日経平均株価は35,000円近くまで上がると予測しました。実際は、まだまだ、その金額には届きません。
しかし、こんな私でも少々上がり過ぎだろうと少し思えてきました。
でも、私は特に株価は気にしないで、坦々と配当再投資を繰り返すだけです。
バブル的に警戒感が出たら動き出すかも知れませんが。
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