はじめに:50代になって気づいた「老後資金の現実」
50代に入り、老後が“遠い未来”ではなく“現実の延長”として見えてくるようになりました。
退職まであと10年を切りました。公的年金の試算も見えてきた一方で、「年金だけでは不安」という声は多いのではないでしょうか。
そんな中で注目しているのが、2024年から始まった「新NISA制度」です。
本記事では、50代の私が老後資金として新NISAをどう活用しているか、出口戦略をどう考えているかを実体験ベースでご紹介します。
なぜ新NISAを老後資金に使おうと思ったのか?
50代で投資を始めるのは「遅すぎる」と思われがちです。
しかし、私は以下のような理由で「むしろ今がベストタイミング」だと考えています。
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✅ 定年までまだ10〜15年ある(長期運用可能)
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✅ 収入が安定しており、積立余力がある
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✅ 課税口座よりも新NISAの税制優遇が大きい
現金だけで寝かせておくのはもったいない。
そう思って私は、年間120万円(つみたて投資枠+成長投資枠)をできる範囲でフル活用する方針にしました。
老後に備えるための私のNISA戦略(2025年時点)
項目 | 内容 |
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📌 投資対象 | eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)100% |
📌 毎月の積立額 | つみたて投資枠:3.3万円/成長投資枠:7万円程度 |
📌 開設口座 | SBI証券(クレカ積立) |
📌 取り崩し開始時期 | 65歳〜を想定(退職後) |
📌 取り崩し方法 | 年間60万円を定率で取り崩し予定(税制優遇を維持) |
取り崩し戦略(出口戦略)の考え方
老後におけるNISAの出口戦略は、以下のようなバランスが重要です。
🔹 1. 税制メリットを最大化する
→ 新NISAは非課税期間が無期限。
焦って売らず、「使う年に必要な分だけ」売却することで節税効果を維持します。
🔹 2. 年金・iDeCoとのバランスを取る
→ 公的年金+iDeCo+NISAの3本柱で資金を分散。
取り崩す順番は「①iDeCo → ②NISA → ③現金資産」の順を検討中です。
🔹 3. 定率取り崩しで長く使う
→ 資産の4%を毎年取り崩す「4%ルール」が有名ですが、
私は保守的に3%ルールを採用予定です。
老後資金としてNISAを使う際の注意点
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リスク資産なので値下がりもある
→ 取り崩しタイミングと相場の関係に注意 -
現金比率も重要
→ 3年分くらいの生活費は現金で確保する予定 -
インフレに備えた資産配分
→ オルカンなど世界分散で対応中
まとめ:50代からのNISA運用は「今が始めどき」
新NISAは「長期運用が前提」と言われますが、50代からでも十分に活用できます。
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退職まで10年近くあるなら運用期間は意外と長い
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老後の生活費を「年金+α」で支える手段になる
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iDeCoより柔軟に取り崩せるのも利点
私自身、「50代だからこそ真剣に老後と向き合い、投資に踏み出す意味がある」と実感しています。
剣に老後と向き合い、投資に踏み出す意味がある」と実感しています。
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