リスクとリターンのバランスが良いので長期分散投資をおススメしているだけ。
投資の世界に入ると、いろいろな投資手法があります。
分かりやすいところでは、
・長期投資と短期投資
・分散投資と集中投資
・逆張り投資と順張り投資
など、です。
その他にも、チャートなどを分析して、25日移動平均線を超えたとか、ゴールデンクロス、デッドクロスなどと言って投資している人もいます。
投資手法は、上げればキリがないほどあります。
信じている人には何を言っても一緒
また、各分野でそれなりに成功者がいるので、例え、その理論が論理的でなくても、信じている人は本当に信じています。
話は逸れますが、昔、競馬で、年末の重賞レースの時にJRAのテレビCMが流れてました。(今も流れているのか知らないですが)
そのCMに次のレースのヒントが隠されているという本が売られていた時があったのです。当時、その本を買ってテレビCMを見ながら必死で分析をして、馬券を購入している人がいました。
役者の人が赤い帽子をかぶっていたから3番が来る。と言うような予測です。
理論的に破綻してます。
しかし、信じている人に忠告をしても一緒なので、バカだな。と思いながら傍から見てました。
もちろん、当たることはないです。
しかし、本が出版されるくらいですから、その予測で当てている人がいたのでしょう。
恐らくは、他の分析も交えながらと思いますが、基本的には大衆がマネをして儲けれるものではありません。
投資の世界でも同じです。いろいろな投資手法を唱える人が出て来ますが、その人と同じように再現性をもって儲けるのは難しいのです。
一部の天才的な投資家をマネすることは、凡人には出来ないのです。
なので、私は凡人でも出来る投資方法を推奨してるのです。
おススメの投資手法
やはり凡人は黙って、
・長期分散投資(インデックスファンドに投資して長期保有する)
でコツコツ積み重ねることです。
長期はどれくらいかと言うと、生きている限りずっと。ということになります。
分散に関しても出来るだけ幅広く分散させる方が、リスクの低減効果が高まります。
なので、日本株だけでなくアメリカ株も含める必要があります。
また、それ以上に世界に分散させることで、さらに分散効果は高まります。
長期分散投資をして配当再投資を繰り返す弱点。
私は基本的に長期分散投資を徹底させて、配当再投資を繰り返すことを推奨しています。
ただ、これも一つの投資手法に傾倒しているだけ。と言われれば反論は出来ません。
確かに長期分散投資をしながら配当再投資することにもデメリットはあります。
それについて記載しておきます。
株式投資において長期投資の効果は不明
長期投資が本当に投資として有効なのかは分かりません。
アメリカの株価がずっと右肩上がりに推移していることで長期投資の効果が語られます。
しかし、株式投資の歴史は、それほど長くありません。
一般的に株式投資が盛んになってからを考えると、150年ほどの期間です。
また、今のように広く一般の庶民まで、投資をするようになってきたのは最近のことです。
それを持って長期投資が有効だとするのは、データとして少な過ぎます。
なので、長期投資が有効だと断定は出来ません。
分散投資は結局、平均点止まり
私が分散投資と言っているのはインデックスファンドに投資することです。
個人で個別株を購入して、インデックスファンドと同じぐらいに分散させるには資金的にも大変です。
なので、必然的にインデックスファンドに投資することになります。しかし、インデックスファンドは所詮、平均点の投資法です。
世間が不況に入ればパフォーマンスも悪くなります。また、景気が良くても何十倍、何百倍に株価が跳ね上がる分けではありません。
平均点以上のパフォーマンスを上げることは出来ないのです。
恐らく、インデックスファンドに投資しない人は、ここに不満を持っているのだと思います。
やはり、株式投資でリスクを取る以上、人より高いパフォーマンスを上げたいと思うは自然です。
しかし、これを凡人が成し遂げるのは至難の業です。
最後に
インデックスファンドに長期投資をして配当再投資を繰り返す投資手法は、理論的には正しいと思っています。
しかも、毎月、追加投資をして行くとさらに資産形成のスピードを上げることが出来ます。
ただ、この投資手法はつまらないです。
なかなか、長く続けることが出来ないのです。他人の投資手法などを聞くと試したくなったりします。
しかし、本当に長期分散投資の効果を発揮させるには、浮気をせずに、黙ってコツコツと配当再投資を積み重ねるのが一番なのです。
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